過激なバイオレンス&エログロのオンパレード!「ザ・ボーイズ」の極悪非道なやりすぎシーンを振り返る

コラム

過激なバイオレンス&エログロのオンパレード!「ザ・ボーイズ」の極悪非道なやりすぎシーンを振り返る

企業がヒーローを管理する世界を舞台に、欲と名声に取り憑かれた悪徳スーパーヒーローたちと、腐敗した彼らを倒そうとするはぐれもの集団“ザ・ボーイズ”の戦いを描くドラマ「ザ・ボーイズ」。スピンオフ「ジェン・ブイ」やアニメシリーズ「ザ・ボーイズ ダイアボリカル」も製作され、熱狂的な人気を集めているこのドラマのシーズン4が、Amazon Prime Videoで6月13日から配信開始となった。

本作といえば、ヒーロードラマとは思えないような悪趣味な残酷描写や笑っていいのかわからない不謹慎なギャグが持ち味。ここでは2年ぶりの新シーズンに向けて、思わず「やりすぎだろ!」と叫びたくなるような極悪非道なシーンを振り返っていく。

物語がスタート!いちゃいちゃしてたら目の前で恋人が…

【写真を見る】物語の幕開けとなるAトレインの大惨事をはじめ、残酷シーン満載の「ザ・ボーイズ」
【写真を見る】物語の幕開けとなるAトレインの大惨事をはじめ、残酷シーン満載の「ザ・ボーイズ」[c]Amazon / Courtesy Everett Collection

物語の発端として挙げないワケにいかないのが、主人公ヒューイ(ジャック・クエイド)の恋人ロビン(ジェス・サルゲイロ)の死だ。ヒューイとロビンが路上でキスをしていたところを、超高速で移動できる能力者Aトレイン(ジェシー・T・アッシャー)が衝突し、辺り一面は血まみれ、ロビンは跡形もなくなってしまう。

動揺するヒューイの手には腕から先のみとなったロビンの手が握られており、第1話でいきなりのグロテスクなシーンはド肝を抜くと共に、作品のテイストを視聴者に叩きつける宣戦布告でもあった。

透明人間トランスルーセント、大爆殺

恋人を殺されたヒューイは“ザ・ボーイズ”の一員となり、ヒーローの裏の顔を知っていく
恋人を殺されたヒューイは“ザ・ボーイズ”の一員となり、ヒーローの裏の顔を知っていく[c]Amazon / Courtesy Everett Collection

恋人を殺されたことを機に、ブッチャー(カール・アーバン)をリーダーとする、ヒーローたちに恨みを持つ者で構成される“ザ・ボーイズ”に加入するヒューイ。彼にとって初仕事となったのが、“セブン”と呼ばれるヒーローチームに所属する透明人間トランスルーセント(アレックス・ハッセル)の殺害だ。

身体の表皮を炭素系メタ物質に変えられるため、ナイフでも銃でも殺せないトランスルーセントだが、ブッチャーに肛門から体内に爆弾を押し込まれると、逃げようとしたところをヒューイに爆弾のスイッチを押され、木っ端微塵に。セブンの一員のあっけない死に様は衝撃的だった。

頭が次々と爆発する血の打ち上げ花火!

公聴会では重要人物の頭がテンポよく破裂していく
公聴会では重要人物の頭がテンポよく破裂していく[c]Amazon / Courtesy Everett Collection

このように人間が内側から散り散りになるパターンは「ザ・ボーイズ」の十八番。なかでもボーイズがヒーローマネジメント企業ヴォート社の悪行を告発する公聴会での一幕は群を抜いてブルータルだ。

ヒーローを生みだす薬“コンパウンドV”についての証人として出席したヴォーゲルバウム博士(ジョン・ドーマン)から高速移動能力を持つショックウェーブらヒーローまで、突如、出席者の頭部が次々に爆発する打ち上げ花火状態で一面は血の海に…。反ヒーロー派でボーイズに協力的なニューマン議員(クローディア・ドゥーミット)による犯行だったこともショッキングだった。

邪魔者を次々と消し去り、政治の世界で上り詰めていくニューマン議員
邪魔者を次々と消し去り、政治の世界で上り詰めていくニューマン議員[c]Amazon / Courtesy Everett Collection


作品情報へ