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バリー・コーガンやジョー・アルウィンらを勝手に表彰!第77回カンヌ映画祭を盛り上げた、ハイレベルなメンズルックを総まとめ

コラム

バリー・コーガンやジョー・アルウィンらを勝手に表彰!第77回カンヌ映画祭を盛り上げた、ハイレベルなメンズルックを総まとめ

「ベスト・カラーパレット」賞:バリー・コーガン

ブルーのジャケットに胸元が特徴的なシャツを合わせる上級テク
ブルーのジャケットに胸元が特徴的なシャツを合わせる上級テク[c]SPLASH/AFLO

主演を務める『Bird』ワールドプレミアのレッドカーペットに登場したバリー・コーガンは、美しいブルーのバーバリーをチョイス。メットガラでも選んだ胸元が特徴的なシャツは、カンヌでのプラストロン(フランス語でフロントを意味するフリルやビブなどが付いたシャツ)のほうがロマンティックで洗練されていてすてき。グレーがかったジャケットのブルーも、彼の瞳の色に合っている。ウォッチのベルトをレッドカーペットに合わせてレッドにしたところが粋だし、彼は本当に、自分に似合うものを熟知している。

「ベスト・ファッショナブル」賞:ヴァンサン・カッセル

 ネイビーのプラダで登場したヴァンサン・カッセル
ネイビーのプラダで登場したヴァンサン・カッセル[c]SPLASH/AFLO

昨年別れた元妻と付き合い始めだった当時から、ヨーロッパのファッションショーに顔を出すようになったヴァンサン・カッセルは、新しいブラジル人モデルの彼女とカンヌ入り。『Parthenope』のレッドカーペットでは、夜に合うネイビーのプラダで。自身の主演作『The Shrouds』のレッドカーペットでは、昼に合う淡いパープルのイヴ・サンローランで。アンソニー・ヴァカレロによるサンローランのスーツには、シャツと同化させたネクタイや大きなブローチを合わせて、彼の個性を色鮮やかに演出した。

「ベスト・オリジナリティ」賞:ルーカス・ドン

シングルのボッテガ・ヴェネタにミントグリーンのシャツが良く似合う
シングルのボッテガ・ヴェネタにミントグリーンのシャツが良く似合う[c]SPLASH/AFLO

カンヌ受賞歴のあるベルギーの映画監督ルーカス・ドンも、シャツと同化させたネクタイを選んで、オリジナリティのある着こなしを成功させた1人。『The Most Precious of Cargoes』のプレミアでは、シングルのボッテガ・ヴェネタに、ミントグリーンを合わせた。この色合いに個性があるから、ジャケットはシンプルなシングルでよいのだ。『The Count of Monte Cristo』レッドカーペットでの、濃い赤紫色のディオール・オムも、とてもスタイリッシュ。ボトムのシェイプ選び、サイジングとフィットもパーフェクト!

「ベスト・ドレッサー」賞:ジョー・アルウィン

  『憐みの3章』のプレミアレッドカーペットに登場したジョー・アルウィン
『憐みの3章』のプレミアレッドカーペットに登場したジョー・アルウィン[c]SPLASH/AFLO

ストリートや空港でのデイリーウェアもパパラッチされ、今回のカンヌに参加したセレブのなかで一番おしゃれだったかも、と世界中のメディアで報じられていたジョー・アルウィン。パパラッチ写真に写り込むイントレチャートをみるかぎり、プライベートではボッテガ・ヴェネタの愛用者なのね!自身が出演する『憐みの3章』(9月27日)のプレミアレッドカーペットでも、クールなセリーヌのルックを披露。ジャケットのラペルの幅を考慮して、ネクタイをスキニーにしたのがよい。そちらでシャープなラインを印象づける一方、ピアジェのウォッチは丸みを帯びたデザインを選んだセンスがお見事!


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