瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演決定!『スオミの話をしよう』長澤まさみが歌うミュージカルシーンもチラ見せ

映画ニュース

瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演決定!『スオミの話をしよう』長澤まさみが歌うミュージカルシーンもチラ見せ

国民的脚本家、演出家、映画監督である三谷幸喜の映画最新作『スオミの話をしよう』が9月13日(金)に公開となる。このたび追加キャストとして瀬戸康史、宮澤エマ、戸塚純貴の出演が明らかとなった。

【写真を見る】操上和美が撮り下ろしたポスタービジュアル
【写真を見る】操上和美が撮り下ろしたポスタービジュアル[c]2024「スオミの話をしよう」製作委員会

中井貴一が記憶喪失の総理大臣を演じ、興行収入36.4億円の大ヒットとなった前作『記憶にございません!』(19)以来5年ぶりの映画作品となる本作は、“三谷ワールド”全開のミステリー・コメディ。主演を務めるのは、映画やドラマ、舞台と多方面で活躍し、多彩な役柄を確かな演技力で演じ分け数々の賞の受賞してきたトップ俳優、長澤まさみ。長澤は、三谷が脚本を務めたテレビドラマ「わが家の歴史」に出演して以降、舞台「紫式部ダイアリー」での主演、大河ドラマ「真田丸」の出演、「鎌倉殿の13人」では語りを務め、「いつか長澤さんと映画をやりたいと思っていた」という三谷の想いもあり、今回三谷映画への初出演が実現した。

大富豪の妻スオミ(長澤)が行方不明になったことを知り、夫が住む豪邸に集結したのは、一癖も二癖もある5人の男たち。彼らはみな、スオミを愛した夫たち。血の気の多い庭師、魚山(遠藤憲一)、怪しげなYouTuber十勝(松坂桃李)、情に厚い警察官の宇賀神(小林隆)、かなり神経質な刑事、草野(西島秀俊)、そして現在の夫で身勝手な芸術家、寒川(坂東彌十郎)。しかし、彼らが語るスオミは、見た目も、性格も、まるで別人だった。

このたび、本作をさらに華やかにする、物語のカギを握る3人のキーパーソン、スオミと5人の夫たちを取り巻く実力派キャストが解禁。スオミの4番目の夫、草野の有能な部下、小磯杜夫役を、舞台にドラマに引っ張りだこの瀬戸が熱演。瀬戸は、三谷幸喜脚本で話題となった大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をはじめ、「23階の笑い」や「笑の大学」など、近年の三谷演出の舞台作品にも欠かせない存在。本作では癖の強い5人の夫たちに相対し、振り回されながらもスオミの行方不明事件を解決すべく奔走する小磯を演じる。

そして、ある時は、スオミのママ友、ある時はインテリアコーディネーターの女…スオミの行く先々に現れる神出鬼没な女、薊役を、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公、北条義時の妹、実衣を演じ、『記憶にございません!』、ドラマ「誰かが、見ている」、舞台「日本の歴史」や「オデッサ」など、数多くの三谷作品で存在感を放つ、宮澤が務める。本作の謎を一層深める薊役を、三谷作品には欠かせない存在である宮澤がどのように演じるのか必見だ。

そして、スオミの現在の夫である寒川の世話係、乙骨直虎役には、現在放送中の連続テレビ小説「虎に翼」の轟太一役で話題沸騰中の戸塚。戸塚は、三谷監督が脚本を手掛ける舞台「ヴァンプ・ショウ」の再々演の際に三谷監督の目に留まり、“若手で僕がいま一番注目している方”と言われるほどの期待とラブコールを受けて三谷演出作品初参加。身勝手な寒川に翻弄さ、絶妙な表情を見せる乙骨に注目。

さらに、主要キャスト全員が写された本作のポスターがお目見えに。ドレスアップした男たちと薊の後ろには、まるで絵画のようなスオミの姿が。圧倒的な美しさの中に潜む、優しさ、強さ、怖さ…見るものによって様々な解釈が生まれるであろう謎めいた表情は、ミステリアスな今作の主人公“スオミ”を象徴している。ポスター写真は、これまで数々のレジェンドたちを撮影してきた写真界の巨匠、写真家、操上和美による撮り下ろし。三谷監督と操上の縁で豪華コラボレーションが実現した。

あわせて解禁された予告映像には、前回解禁された特報映像からよりパワーアップした、夫たちのコミカルなやり取りが。「(1)おっさん、(2)二枚目、(3)おっさん…」と歴代夫の順番の法則を見つけたかと思えば、スオミを自分の手で助けたい一心で、犯人からと思しき電話を誰が取るか争う夫たち。そして、それぞれの夫とスオミとの思い出が次々とよみがえるが、思い出されるスオミはまるで別人のようだった。スオミは何者で、どこへ消えたのか?

オールスターキャストが、歌い、踊るミュージカルシーン
オールスターキャストが、歌い、踊るミュージカルシーン[c]2024「スオミの話をしよう」製作委員会

さらには、スパンコール煌めくドレスと、サングラス×ブラックタキシードに身を包んだ、オールスターキャストによるミュージカルシーンも少しだけ解禁。三谷監督が“最後まで楽しい映画にしたい”と発案し、メインキャスト全員が歌って踊る超豪華なミュージカルシーンが完成。観客に向けて熱い投げキッスをし、豪華な舞台セットを背に堂々と歩み出るスオミの姿は、まさに夫たちが愛した女神(ミューズ)そのもの。スオミ役の長澤をメインボーカルとして、キャスト全員で歌うミュージカルナンバーのタイトルは「ヘルシンキ」。作詞はもちろん三谷監督自ら手掛け、『ザ・マジックアワー』(08)以降すべての三谷映画の音楽を手掛けてきた荻野清子が作曲を担当。長澤のパワフルな歌声は必聴だ。


果たして新たに加わった3人は、スオミと5人の夫たちとどのような化学反応を起こすのか?登場人物全員がキーパーソンのオールスターキャストによる、新たな三谷ワールド全開のミステリー・コメディを見逃すな!

関連作品