“日本最古級”から、閉館の危機を乗り越えた“街の映画館”まで!ミニシアターの魅力と歴史をオリジナルTシャツで紐解く - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“日本最古級”から、閉館の危機を乗り越えた“街の映画館”まで!ミニシアターの魅力と歴史をオリジナルTシャツで紐解く

コラム

“日本最古級”から、閉館の危機を乗り越えた“街の映画館”まで!ミニシアターの魅力と歴史をオリジナルTシャツで紐解く

■シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』

シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』「K2 2周年記念Tシャツ」
シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』「K2 2周年記念Tシャツ」

東京を代表するサブカルチャーの街として、若者を中心に長年絶大な人気を果たしている下北沢。新宿駅からアプローチする際に使う小田急線の旧線路跡、南西改札口と直結した「(tefu)lounge下北沢」に2022年に誕生したのが「シモキタ - エキマエ - シネマ『K2』」。

「街の入り口に、街の文化の共有地。」をキーワードとして掲げ、多種多様な上映ラインナップや併設するカフェ、また様々なイベントなどを通し、様々なカルチャーが活発に混ざり合う下北沢ならではのミニシアターとして成長を続けている。その開館2周年を記念して発売されたオリジナルTシャツは、劇場の座席の写真がプリントされたシンプルかつ“映画館愛”にあふれた一枚となっている。

■下高井戸シネマ

下高井戸シネマ「下高井戸シネマオリジナルTシャツ(5.6オンス)」
下高井戸シネマ「下高井戸シネマオリジナルTシャツ(5.6オンス)」

前進は1950年代後半にオープンした木造平屋建ての封切館で、1980年に名画座へと転向。その後リニューアルして現在の建物となり、1988年から「下高井戸シネマ」として生まれ変わった、東京23区では数少ない昭和の面影が残るミニシアター。1990年代後半に閉館の危機を迎えた際には、地元の人々が立ち上がり、閉館寸前のところから再起した過去も。現在は都心部の劇場で上映を終了した作品を連日各1回上映で複数本、週替わりで上映する“二番館”として、多くの映画ファンの劇場体験の最後の砦となっている。

そんな“街の映画館”である下高井戸シネマの劇場名がデザインされたオリジナルTシャツ。胸元の四角はスタンダードサイズのスクリーンを表現しており、そこからはみ出したアルファベット「映画にかかわるすべての人がスクリーンを越えて繋がっていく」という意味が込められているのだとか。

■新宿武蔵野館

【写真を見る】ヒットアニメと人気ミニシアターがコラボレーション!
【写真を見る】ヒットアニメと人気ミニシアターがコラボレーション!

“武蔵野館”という名称の歴史は100年以上。関東大震災を乗り越えたロードショー館に始まり、トーキー映画への変遷を通ってきた大劇場など。現在その名を受け継いだ「新宿武蔵野館」は、30年前に「シネマ・カリテ」としてオープンした3スクリーンを有するミニシアター。いまでは新宿エリアを代表するミニシアターの一つとして、アート映画から日本のインディペンデントまで幅広いジャンルの作品を上映。

数々のヒット作が生みだされてきた同館で、近年ひときわの人気を集めたのはアニメ映画『音楽』(19)。同作でメガホンをとった岩井澤健治監督が「上映館である武蔵野館を応援したい」と提案したことから、公開当初には販売のなかった「『音楽』×武蔵野館」のコラボTシャツが販売されている。


■Stranger

Stranger「Stranger Logo T-shirt White」
Stranger「Stranger Logo T-shirt White」

東京都墨田区、都営新宿線の菊川駅からほど近い場所に2022年にオープンしたばかりの「Stranger」は、東東京エリア初のミニシアターとして、日本でなかなか観ることができなかった海外の隠れた秀作や上映権利が切れていた作品など、都心部のどの劇場でも味わえない独自のプログラミング編成を展開。

“ここに行かなければ観られない”というミニシアターの持ち味をとことん味わえるだけでなく、アートギャラリーのようなおしゃれな外観とこだわり抜かれたハイスペックな上映環境、充実したメニューを取り揃えたカフェも併設するなど、唯一無二の映画文化発信地として遠方からの来場者も多数。劇場ロゴがデザインされたオリジナルTシャツを着れば、映画仲間が増えるかも。

■MOVIE WALKER PRESS夏祭り「夏だ!映画だ!Tシャツだ!」概要
販売期間:7月19日(金)~9月8日(日)
特設ページURL:https://moviewalker.jp/special/tshirt2024/
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