A24製作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が快挙達成!非メジャー洋画作品で『パラサイト』以来のNo. 1に

コラム

A24製作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』が快挙達成!非メジャー洋画作品で『パラサイト』以来のNo. 1に

BTSジョングクのドキュメンタリーなど3本が初登場!

さてランキングに戻ると、公開7週目を迎えた『ラストマイル』は週末3日間で動員9万8600人、興収1億4900万円を記録して2位にランクイン。累計成績では動員358万人、興収51億円を突破した。

【写真を見る】大反響を巻き起こした『ゲ謎』が“真生版”としてカムバック!恐怖演出が増加しR15+に
【写真を見る】大反響を巻き起こした『ゲ謎』が“真生版”としてカムバック!恐怖演出が増加しR15+に[c]映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

新作タイトルはほかに3本がランクイン。そのなかで最上位の3位にランクインしたのは『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』(公開中)。昨年11月に公開されるや大反響を巻き起こし、ロングランヒットを記録した『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(23)を、映像と音の両面でクオリティアップさせた同作は、初日から3日間で動員9万7700人、興収1億5600万円と、2位に迫る好成績。

オリジナルバージョンは映倫の審査で「PG12(12歳未満の年少者の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)だったのに対し、327カットのリテイクと音の再ダビングを施した今作は、制作陣が当初想定していた血しぶきなどの恐怖演出がふんだんに盛り込まれ「R15+(15歳未満は観覧禁止)」と、よりハードな作風に。熱狂的なリピーターが相次いだオリジナルバージョンに続き、再び“ゲ謎旋風”を巻き起こすのか注目が集まるところだ。

BTSのジョングクの8ヶ月間に密着!『JUNG KOOK: I AM STILL』は4位スタート
BTSのジョングクの8ヶ月間に密着!『JUNG KOOK: I AM STILL』は4位スタート[c]BIGHIT MUSIC & HYBE. All Rights Reserved.

また4位には、BTSのメンバーであるジョングクの、昨年7月のソロシングルリリースからアルバム発売までの約8か月にわたって世界各地を巡る姿を記録したドキュメンタリー『JUNG KOOK: I AM STILL』(公開中)がランクイン。全国144館と少ない上映館ながら、初日から3日間で動員7万600人、興収1億5700万円を記録する健闘を見せた。

そして、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や『心が叫びたがってるんだ。』(17)、『空の青さを知る人よ』(19)の長井龍雪監督と脚本家の岡田麿里、キャラクターデザインの田中将賀のチームが再結集した長編アニメーション『ふれる。』(公開中)は5位に初登場。こちらは初日から3日間で動員6万9000人、興収1億300万円を記録している。

5位にランクインした『ふれる。』は、「あの花」のチームが再結集
5位にランクインした『ふれる。』は、「あの花」のチームが再結集[c]2024 FURERU PROJECT


以下は、1~10位までのランキング(10月4日〜10月6日)
1位『シビル・ウォー アメリカ最後の日
2位『ラストマイル』
3位『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』
4位『JUNG KOOK: I AM STILL』
5位『ふれる。』
6位『スオミの話をしよう
7位『五等分の花嫁*』
8位『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ・ゲームの世界で大冒険!
9位『劇場版 オーバーロード 聖王国編』
10位『ビートルジュース ビートルジュース』

今週末は、「踊る大捜査線」シリーズ12年ぶりの最新作で、柳葉敏郎演じる室井慎次を主人公にした2部作の前編『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)、第92回アカデミー賞で主演男優賞と作曲賞に輝いた『ジョーカー』(19)の続編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日公開)などが控えている。


文/久保田 和馬

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