<コメント>
●いっこく堂(腹話術師)
「女の子とテディベアとの会話は微笑ましい。大人から見ればイマジナリーフレンドそのものだから。しかし、メルヘンの世界に浸っている暇もなく、強引に現実へ引きずり込まれてしまう。テディベアに魂が宿り、意志を持ち、さらには…。世間の常識として、人形が自立して喋るなんてありえない。しかし腹話術師である私は、彼らにも命があることを理解している。この映画を額面通りに『イマジナリー』と受け入れることは、到底出来ない。それだけのリアリティを感じた」
●イワムロカツヤ(漫画家)
「イマジナリーフレンドは最高だよ!だって絶対親友!絶対味方なんだもん!子どもの時はいつでもそばに居てくれて、大人になったらその思い出は創作の助けをしてくれる!いままでもこれからも…絶対親友!絶対味方!だよね?僕たちは一生友だちだもんね?大好きだよ!大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き!!…って思ってた時代が僕にもありました」
●かいばしら(俳優、YouTuber)
「いよいよでやって来るお化け屋敷的展開に興奮しつつも空虚な想像に夢をのせたおばあさまに同情を禁じ得ない
傷は消さずにとっておこう」
●熊元プロレス(紅しょうが、お笑い芸人)
「とにかく最初から最後までチョンシーが怖すぎました!!!予想していた展開から何度も裏切られましたし、途中のジェシカたち家族の絆が深まる素敵なシーンがすごく良かったんですが、気を抜いていたらすぐにホラーに引き戻されるので気をつけてください!私は舐められないようにと熊元プロレスという芸名をつけたのでチョンシー並みの怖さ、迫力を身につけたいと思います」
●人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)
「怪しいクマちゃん人形が引き起こす『イマジナリー』を存分に活かしたトリッキーな怪現象の数々に、ワクワクさせられっぱなし!話が進むにつれて次第にサービス精神が溢れだし、途中から『そんなに色々見せてくれるの!まだやってくれるの!?」状態に!これは子どもも楽しめるだろうし、大人も笑顔になれると思う。恐ろしく窓口の広いホラー映画だ。モンスターも可愛かったなぁ…!!」
●野水伊織(映画感想屋声優)
「イマジナリーフレンドというと子どもの領域に感じるが、これは大人にこそ勧めたい。作品の核には、親との確執や自身が親になる覚悟と苦悩という重いテーマが鎮座している。ファミリーホラーの皮を被った、大人のためのダークファンタジー成長譚といった仕上がりだ。恐怖度は控えめだが、視点を変えると刺さる人もいるだろう。かくいう私はまだまだ中身がbabyなもので、可愛いチョンシーベアとずっと遊んでいたいなぁなんて思ってしまったのだけれど…ダメ?」
●ミミカ・モーフ(ホラー映画紹介Vtuber)
「新解釈イマジナリーフレンド!子どもから生まれるイマジナリーフレンド 子どもの頭のなかでしか存在しない空想の友達かと思いきや とんでもない恐怖が潜んでいる!空想の友だちの新たな恐怖の可能性、アトラクションのような飽きの来ない展開の連続、想像力の世界に是非飛び込んで下さい!」
●宮岡太郎(映画監督/映画レビュアー)
「『M3GAN ミーガン』でAI人形の恐ろしさを表現したブラムハウス・プロダクションズが次に描き出したのは、イマジナリー・フレンドのテディベアが巻き起こす戦慄。豊富な恐怖空間の描写やジャンプスケア・シチュエーションを縦軸にしつつ、娘を護ろうとする家族たちの熱いドラマを横軸にひいた本作は、まさにエンタテインメント・ホラー。これぞブラムハウス!というべき恐怖映画の快作が誕生した」
●メロン熊(ご当地キャラクター)
「かわいらしいテディベアがまさかの事態に。恐怖で震えが止まらない。改めて熊は危険だと思った。良い子のみんな、決して熊には近づくな!」
●森下直人(ななまがり、お笑い芸人)
「まず一言、めっちゃくちゃおもしろかった!ただのホラーと思いきや、想像以上のストーリーの奥深さに惹き込まれて、先に進むに連れどんどんのめり込まされました。『うわぁ!』て声も出して怖がりながら、チョンシーに対する印象がどんどん変わっていく不気味さと、 謎が明らかになっていくサスペンス要素を楽しみ、後半は家族の絆にあたたまりつつの何回展開すんねん!ハートフルリアルSFアクションキュートヒューマンサスペンスホラー映画です!」
●リモーネ先生(ホラーゲーム実況者)
「序盤の悪夢のシーンでは謎に包まれた世界に入り込む没入感や、想像以上のスケールの大きさを感じてワクワク!かわいらしいのにどこか不気味なテディベアの恐ろしい言動は、じめっとした恐怖もあれば突然驚かされる緊張感。終盤はいままでの謎が次々と明かされていき、観終わった後、この家族には幸せになってほしいと思ってしまう作品でした」
文/久保田 和馬