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役所広司の主演作では意外にも18年ぶり?『八犬伝』が動員ランキング初登場1位を獲得!

コラム

役所広司の主演作では意外にも18年ぶり?『八犬伝』が動員ランキング初登場1位を獲得!

『劇場版 ACMA:GAME』は4位スタート!

公開3週目を迎えた『室井慎次 敗れざる者』(公開中)は週末3日間で動員8万9700人、興収1億2900万円を記録し2位に。累計成績は動員80万人&興収11億円を突破。後編の『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)は、11月8日(金)から3日間限定で先行上映が行われることが決定しており、それが前編の成績にどう影響してくるのだろうか。

テレビドラマの放送終了から4ヶ月での公開となった『劇場版 ACMA:GAME』
テレビドラマの放送終了から4ヶ月での公開となった『劇場版 ACMA:GAME』[c]2024 劇場版『ACMA:GAME』製作委員会 [c]メーブ・恵広史/講談社

今週は『八犬伝』以外にも4つの新作タイトルが一挙にランクイン。4位に初登場を果たしたのは、「週刊少年マガジン」に連載された大ヒットコミックを、間宮祥太朗主演で実写化したテレビドラマの続きが描かれる『劇場版 ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』(公開中)。初日から3日間で動員4万5700人、興収6300万円を記録している。


コロナ禍以降急激に増え、そのブームがまだ続いているテレビドラマの劇場版化。ドラマ版の成功を受けて劇場版が製作されるケースがほとんどではあるが、本作の場合はテレビドラマ化と同時進行で劇場版が作られたという、シリーズものを除くプライムタイム帯のドラマとしては少々珍しいパターン。その結果、4月期にドラマ版が放送され、放送終了から4ヶ月でのスピード公開。今後のテレビドラマと映画の連動性をうらなうモデルケースとして、今後の推移を見守っておきたいところだ。

日向坂46の4期生総出演の『ゼンブ・オブ・トーキョー』
日向坂46の4期生総出演の『ゼンブ・オブ・トーキョー』[c]2024映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」製作委員会

8位にはアイドルグループ「日向坂46」の4期生11人が総出演を果たした青春群像劇『ゼンブ・オブ・トーキョー』(公開中)が、9位には実写映画やテレビドラマ化もされた名作青春小説をアニメーション映画化した『がんばっていきまっしょい』(公開中)が初登場。そしてM.ナイト・シャマラン監督がジョシュ・ハートネットを主演に迎えた『トラップ』(公開中)は10位にランクインしている。

以下は、1~10位までのランキング(10月25日〜10月27日)
1位『八犬伝』
2位『室井慎次 敗れざる者』
3位『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
4位『劇場版ACMA:GAME アクマゲーム 最後の鍵』
5位『ラストマイル
6位『侍タイムスリッパー』
7位『JUNG KOOK: I AM STILL』
8位『ゼンブ・オブ・トーキョー』
9位『がんばっていきまっしょい』
10位『トラップ』


今週末は、マーベル・コミックでスパイダーマンの宿敵として知られるヴェノムを主人公にした「ヴェノム」シリーズの最終章『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(11月1日公開)、「孤狼の血」シリーズの白石和彌監督が戊辰戦争の最中に起きた歴史的事件を描く『十一人の賊軍』(11月1日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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