あなたはどれだけ思い浮かぶ?タイトルに人数が入る『○人の○○』映画、集めてみた!
1万3000人
1960年代に起きた“吉展ちゃん事件”を題材としたドキュメントドラマ『一万三千人の容疑者』(66)など、1万人超えの作品は意外にも多く作られている。
4万人
有馬頼義の同名小説を映画化した『四万人の目撃者』(60)は、4万人を収容する野球場でプレー中の4番バッターが突如死ぬという殺人事件を描いた日本映画。また、7万人規模のアメフトの試合中に起きた怪死を扱うアメリカ映画『七万人の目撃者』(32)というタイトルも似てれば中身も似ている作品もあった。
50万人
さらに戦時中にフィリピンの山奥に隠された山下将軍の財宝を持ち帰ろうと奮闘する人たちを描いた、三船敏郎にとって最初で最後の映画監督作『五十万人の遺産』(63)も。
100万人
100万人とつくものはいくつかあり、岩下志麻が観光バスガイドの女性に扮した『100万人の娘たち』(63)、第二次世界大戦中のニューヨーク交響楽団が行う慰問演奏会を描く『百万人の音楽』(44)、昭和30年代に福島県郡山市で実際に行われた音楽で暴力を追放した市民の活動を基にした『百万人の大合唱』(72)といった作品が並んだ。
2000万人
さらに『二千万人の恋人』(34)というミュージカルコメディ映画は、英題も『Twenty Million Sweethearts』とそのまま。のちに『夢はあなたに(原題:My Dream Is Yours)』(49)としてリメイクされている。
5億人
そしてずばり今回調べたなかで最も数が大きかったのが、副題となるが『パッドマン 5億人の女性を救った男』(18)。本作は現代インドで安価な生理用品の開発に人生を捧げた男の実話を映画化したもので、インドの人口の多さを感じさせる邦題となっている。
『〇人の〇〇』映画と言いながら枕詞あり、副題ありとなったが、今回紹介したほかにもどんな作品があるか?ぜひ思いだしてみてほしい。
文/サンクレイオ翼