藤井道人監督×横浜流星の“黄金コンビ”が初の快挙!『正体』が動員ランキングNo. 1スタート

コラム

藤井道人監督×横浜流星の“黄金コンビ”が初の快挙!『正体』が動員ランキングNo. 1スタート

『PUI PUI モルカー ザ・ムービー』など2作品も初登場!

さて、ランキングに戻ろう。2週連続で1位だった『室井慎次 生き続ける者』は、週末3日間で動員11万5000人、興収1億4100万円と、前週比80%の動員を維持して2位に。累計成績では動員95万人と、100万人の大台突破も目前。興収は13億円に迫っている。

累計動員100万人到達が迫っている『室井慎次 生き続ける者』
累計動員100万人到達が迫っている『室井慎次 生き続ける者』[c]フジテレビジョン ビーエスフジ 東宝

また、浜辺美波や赤楚衛二ら若手キャストが勢ぞろいした『六人の嘘つきな大学生』(公開中)は、前週に引き続き3位にランクイン。週末3日間で動員7万5000人、興収9800万円を記録しており、累計成績では動員24万人&興収3億3500万円を突破。前週2位の『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』(公開中)は4位となっている。

他に初登場作品は2本。5位には、2021年に大反響を巻き起こしたストップモーションアニメをCGアニメ化した『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』(公開中)が初登場。初日から3日間の成績は動員4万6000人、興収5800万円。監督を務めたのは、サプライズヒットを記録した『映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(19)のまんきゅう監督で、相葉雅紀と大塚明夫がゲスト声優として参加。今後口コミを中心に話題が広がっていくだろうか。

あのモルカーがCGアニメに!
あのモルカーがCGアニメに![c]見里朝希/PUI PUI モルカー製作委員会

また9位には、公開45周年を記念して初のIMAX上映を含むリバイバルがスタートした、宮崎駿監督の名作『ルパン三世 カリオストロの城』(79)がランクイン。通常版の本編後には、2025年に公開が決定している完全新作劇場版『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE(仮題)』の特報ロングVer.が上映。改めてルパン人気の高さを証明する結果となった。

以下は、1~10位までのランキング(11月29日〜12月1日)
1位『正体
2位『室井慎次 生き続ける者』
3位『六人の嘘つきな大学生』
4位『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』
5位『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』
6位『WEST. 10th Anniversary Live "W" -Film edition-』
7位『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』
8位『ヴェノム:ザ・ラストダンス』
9位『ルパン三世 カリオストロの城』
10位『海の沈黙』


今週末は、北米で記録的な大ヒットスタートを飾ったウォルト・ディズニー・アニメーションの最新作『モアナと伝説の海2』(12月6日公開)、米倉涼子主演の人気ドラマシリーズ初の劇場版にして完結編となる『劇場版ドクターX』(12月6日公開)、オザキアキラの同名コミックを実写映画化した『うちの弟どもがすみません』(12月6日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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