全米が吐いた…『テリファー』アート・ザ・クラウンに夢中!【豆魚雷の「遊星からの物欲X」】
さてここからは、お待ちかねのフィギュア紹介。愛らしさと残忍さを兼ね備え、すっかり新世代のホラー・アイコンとなったアート・ザ・クラウンを各フィギュアメーカーが放っておく訳もなく…!
トリック・オア・トリート スタジオ
本連載ではおなじみの、世界中のホラーマニアの心を掴んで離さない「トリック・オア・トリート スタジオ」。
T字の脚部可動がレトロな5インチ アクションフィギュア。可動域は少ないものの、装備可能な銃や糸鋸、ナイフが付属!劇中では四次元ポケットばりになんでも出てきた黒袋。こちらはモナカ構造となっており、武器パーツを収納出来る優れもの!飾ったは良いけどパーツを紛失してしまった…なんてことにはなりません。安心。
こちらは1/6スケールでのアクションフィギュア化。全高約30cmのサイズ感で凹凸の激しい頭部の作り込みもしっかり再現!口元や両手の血汚れが犠牲者の最期を物語っています。オプションパーツは糸鋸の他、ハンドパーツが4種。メスを持った右手があるのは嬉しいポイント。衣装はもちろんファブリック素材です!
ファンコ
あまりにも商品数が多すぎるので、普段フィギュアに触れることの無い方でも見かけたことはあるかもしれません。「ファンコ」の看板シリーズ「ポップ!」から、欲張りさんも思わずにっこり3種展開でリリース!
まずはスタンダード。メスを構えて口が裂けるほどニカッと笑うアートに…
あらかわいい!三輪車に乗ってこちらに手を振るファンサービス旺盛なアート…
そして2作目の『テリファー 終わらない惨劇』(22)から血まみれのアート!真っ赤に染まった両手が惨劇を物語っています。「ポップ!」は映画、漫画、音楽などなど…非常に幅広いジャンルで商品を展開しているので、探してみるときっと自分好みのフィギュアが見つかるはず。インテリアとしても丁度良い全高約15cmのサイズ感なので、フィギュア初心者にもオススメです。
メズコトイズ
コレクター志向の方にはたまらない「メズコトイズ」の「リビングデッドドールズ」シリーズ、通称"LDD"にもアートが登場!夜中に動き出しそうな全高約27cmのしっかりとした存在感がたまりません。不気味な微笑みを浮かべながらも、低い頭身のおかげで可愛く見えるのがLDDの良いところ。アクセサリーとしてクリーバーが付属します!
そしてなんと、『テリファー 終わらない惨劇』で初登場したリトル・ペイル・ガールもLDDに!その目的や正体の一切が謎に包まれたサイドキックは、アートに比べ全高約26cmと若干小さめサイズに。少女の姿をしているだけあってLDD化しても違和感は殆ど無く、可愛いドールとしてコレクションに加えることも出来ます。
オプションパーツ盛り沢山の「ワン12 コレクティブ」シリーズでもリリース。ヘッドパーツはブチ切れ真顔フェイス、ニッコリフェイス、高笑いフェイスの3種。11種と明らかに多すぎるハンドパーツのなかには、注射器やメスを携えたパーツも!エフェクト付きの火炎放射器や店員の頭で作ったジャック・オ・ランタン(なんとライトアップ機能付き!)、かわいい向日葵のサングラスからメスや鋏などの刃物を括り付けた鞭「九尾の猫」まで…1作目、2作目に登場した凶器やアクセサリーがモリモリすぎる!
ほとんどのシーンを再現出来ちゃいそうな、まさにDXの名に恥じぬこのアイテム。発売は2025年4月予定とまだ先ですが、お部屋や会社のデスクでお好みの殺害シーンを再現するなんてオツな楽しみ方もアリ!
最新作『テリファー 聖夜の悪夢』に登場した、サンタ服を身に纏ったアート・ザ・クラウンがアクションフィギュア化してくれたらうれしいなァ…なんて淡い期待を抱きつつ、今回はここらで筆を置かせて頂きます。まだ未見の方は、最新作からでも楽しめますので、ぜひ劇場でアートの魅力に触れてみてくださいね!
文/サムゲタン市川(豆魚雷)
1995年創業の「キャラクターショップ」。株式会社Ampusが運営する実店舗(高円寺店)、およびショッピングサイトで洋画やアメコミ、ゲームを中心としたフィギュアなどを始め、「豆魚雷」でしか買えない限定商品やオリジナル商品を多く取り扱っている。
最新情報は公式サイトhttps://mamegyorai.jp/をご確認ください。