「テルマエ」「翔んで埼玉」に続く“武内コメディ”の真価を発揮!永野芽郁&佐藤健W主演『はたらく細胞』がヒットスタート

コラム

「テルマエ」「翔んで埼玉」に続く“武内コメディ”の真価を発揮!永野芽郁&佐藤健W主演『はたらく細胞』がヒットスタート

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』『クレイヴン・ザ・ハンター』も初登場

前週1位の『モアナと伝説の海2』は好調キープで2位に
前週1位の『モアナと伝説の海2』は好調キープで2位に[c] 2024 Disney. All Rights Reserved.

先週ロケットスタートを決めて初登場No. 1に立ったディズニーの『モアナと伝説の海2』(公開中)は、公開2週目末も絶好調を維持して2位にランクイン。週末3日間で動員44万5000人、興収5億9800万円を記録し、累計成績では動員135万人&興収18億円を突破。早くも動員100万人の大台を突破している。

一方、前週2位の『劇場版ドクターX』は3位となり、週末3日間で動員27万1000人、興収3億7000万円を記録。客層的に平日も動員が落ちない安定感のある興行となっており、こちらも累計成績では大台突破の動員103万人&興収13億円を超えてきた。

人気児童小説を実写映画化した『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は4位スタート
人気児童小説を実写映画化した『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は4位スタート[c]2024 映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

初登場タイトルは他に2作品。日本のみならず世界中の子どもたちのあいだで絶大な人気を誇る廣島玲子の児童小説を、ホラー映画のイメージが強い中田秀夫監督が実写映画化した『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』(公開中)は、初日から3日間で動員12万1000人、興収1億5700万円を記録し4位にランクイン。

老若男女、幸運な人だけがたどり着くことができるという不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、そこで売られる駄菓子を購入した人々の顛末を描きだす本作。天海祐希が大掛かりな特殊メイクで「銭天堂」の店主である紅子役を演じ、そのライバルとなる「たたりめ堂」の主人であるよどみ役には上白石萌音。さらに大橋和也(なにわ男子)や伊原六花らが共演。作品のメインターゲットである小学生が冬休みに突入してからが本当の勝負となるだろう。

アーロン・テイラー=ジョンソンがスパイダーマンの宿敵に!
アーロン・テイラー=ジョンソンがスパイダーマンの宿敵に!MARVEL and all related character names: [c] &TM 2024 MARVEL

また、マーベルコミックでヴェノムと並んで“スパイダーマンの宿敵”といわれているヴィランの誕生を描いた『クレイヴン・ザ・ハンター』(公開中)は5位スタート。公開3週目を迎えた藤井道人監督と横浜流星のタッグ作『正体』(公開中)は3ランクダウンの6位となり、公開5週目を迎えた『室井慎次 生き続ける者』(公開中)は7位で累計興収15億円を突破している。

以下は、1~10位までのランキング(12月13日〜12月15日)
1位『はたらく細胞
2位『モアナと伝説の海2』
3位『劇場版ドクターX』
4位『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
5位『クレイヴン・ザ・ハンター』
6位『正体』
7位『室井慎次 生き続ける者』
8位『劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』
9位『うちの弟どもがすみません』
10位『六人の嘘つきな大学生』


今週末は、ディズニーの名作アニメを最新鋭の映像技術で蘇らせた“超実写版”『ライオン・キング』(19)の前日譚『ライオン・キング:ムファサ』(12月20日公開)、人気アニメ「忍たま乱太郎」の13年ぶりの長編劇場アニメとなる『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』(12月20日公開)、中村光の人気ギャグ漫画を実写映画化した『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(12月20日公開)。そしてドラマシリーズ「【推しの子】」の続きが描かれる『【推しの子】-The Final Act-』(12月20日公開)など、注目タイトルが多数待機している。


文/久保田 和馬

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