ガッキー&瑛太の『ミックス。』初登場首位!新作がトップ3独占
衆議院選挙、台風襲来と重なった10月21・22日の週末。洋邦の新作ラッシュとなった土日2日間の映画動員ランキングは動員18万人、興収2億3500万円を記録した新垣結衣&瑛太のダブル主演作『ミックス。』が初登場1位を獲得した。
『ミックス。』は卓球の男女混合(ミックス)ダブルスを組む男女が織り成すラブ・コメディ。大ヒットドラマ「リーガルハイ」の古沢良太のオリジナル脚本を同番組の演出・石川淳一が監督し、観客のツボを見事に捉えたようだ。水谷隼、石川佳純、伊藤美誠ら有名卓球選手の出演でも話題を集めた。
2位は福田雄一監督のギャグ・コメディ『斉木楠雄のΨ難』。監督がこの夏、大ヒットへ導いた『銀魂』と同じく「週刊少年ジャンプ」の人気漫画の実写化作品で、土日2日間で動員15万6000人、興収1億9400万円を記録。主演を山崎賢人、ヒロインを橋本環奈が務めた。公開初日実施の満足度調査では「とても良かった」「良かった」と答えた観客が97.4%と高評価を獲得。さらに94.2%の人が「人にすすめる」と回答し、口コミによる息の長い興行が狙えるかも。
トム・クルーズ主演最新作『バリー・シール/アメリカをはめた男』は、土日2日間で動員13万4000人、興収1億7600万円をあげ3位に初登場。民間航空会社のパイロットがCIAや麻薬王の依頼を請け、偵察飛行や密輸で莫大な財産を築き、ホワイトハウスをも相手にする姿を描き、トムは飛行機の操縦など相変わらずの体当たり演技で“アメリカ史上最もぶっ飛んだ”実在の男を怪演した。
この他、人気アニメの劇場版3部作の第1弾『コードギアス 反逆のルルーシュI 興道』が9位に、シャーリーズ・セロンがMI6の女性エージェントを演じる『アトミック・ブロンド』が10位にランクイン。なお、トップ3を含む5本の新作のランクインにより、先週1〜5位だった作品は4〜8位へ順位を落としている。
今週25日(水)からは、アジア最大級の国際映画祭「東京国際映画祭」がスタート。週末には、SF映画の金字塔にして35年ぶりの続編『ブレードランナー 2049』の公開も控え、映画界のホットな話題が続きそうだ。【トライワークス】