クライヴ・オーウェンがアン・リー監督、ウィル・スミス主演SFに出演

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クライヴ・オーウェンがアン・リー監督、ウィル・スミス主演SFに出演

俳優のクライヴ・オーウェンが、『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』(12)や『ブロークバック・マウンテン』(05)などで知られるアン・リー監督の新作SFスリラー『Gemini Man(原題)』でウィル・スミスと共演する事が明らかになった。

Geminiは双子を意味し、題名通り本作はウィル・スミス演じる年老いた暗殺者ヘンリーが、自分より20歳若い自身のクローンと戦うというストーリー。

Hollywood Reporterによると、クライヴ・オーウェンはクローン技術を開発するプログラムのリーダーを演じる予定で、ウィル・スミスの敵役になるようだ。ヒロイン役には、メアリー・エリザベス・ウィンステッドの出演が決定したとも報じられている。

同作の製作企画が立ち上がったのはなんと1997年。当初はディズニーが製作する予定だったが、年齢差のある同人物のクローンを映像で表現する技術が当時は追いついておらず、製作が保留になっていた。

20年という時を経て映像の技術が発達し、同じ俳優を二役で映画やテレビに違和感なく登場させられるようになった今、パラマウントが製作を決定。脚本はテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデイヴィッド・ベニオフが手がけている。

20年以上温められてきたこの作品が、最新の映像技術でどう描かれるのかに注目したい。『Gemini Man』は2019年10月に北米で公開予定。

LA在住/小池かおる

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