福士蒼汰主演『BLEACH』ルキア役は杉咲花!和装&制服姿の凛々しいビジュアルに期待高まる
シリーズ累計発行部数9000万部を超える人気アクション・コミックを実写化した『BLEACH』(7月20日公開)。主人公・黒崎一護(福士蒼汰)とともに、同作のキーパーソンとなる死神・朽木ルキアを杉咲花が演じることが発表された。解禁されたビジュアルには、女子高生と死神の姿、それぞれのルキアが写り、死神姿のルキアは死神だけが扱える“斬魄刀”を握りしめている。困難な状況でも信念を貫くルキアの意志の強さを、杉咲が見事に表現。女子高生姿のルキアと対照的な雰囲気になっている。
『BLEACH』は、霊が見えること以外は普通の高校生・一護が、突然現れ“死神”と名乗るルキアに死神の力を与えられ、人間を襲う悪霊“虚(ホロウ)”と戦いを繰り広げるストーリー。杉咲が演じるルキアは、虚を斬ることができる唯一の死神だが、一護にその力を託したことで能力を失い、普段は普通の女子高生として彼と行動。やがて少しずつ一護に心を通わせていく…。
杉咲は「逞しく純粋なルキアを演じさせていただけるからには、原作を何度も読み返しアニメも見させていただき、ルキアを調べて役作りさせていただきました。(一護役の福士とは)これまでほかの作品で共演させていただいたこともあり、初日から安心して撮影に臨むことができました」とコメント。さらに「今回、人間、死神という役柄の中、一護にもルキアにも心があるということを台本を読んで感じました。お互いの存在がお互いを生かし合い、強くなっていく2人が大好きになりました。福士さんが一護だったからこそ、そう感じることができたのだと思います」と続ける。「私が現場で感じた2人の友情は、きっと観てくださる方々の胸に響くような作品になっているのではと思っています!」と映画についても太鼓判を押している。
「異世界感のあるキャラクターを演じるのはとても難しいと思う」という佐藤信介監督も「杉咲さんは慎重かつ丁寧に、一方で大胆にルキアを演じられました。現場でも彼女はルキアと表裏一体。表情、立ち振る舞い、話し方などルキアにしか見えなかった」と演技を絶賛。「和装に身を固め刀を持ち黒髪をまとめた姿は、勇ましくも凛々しくもあり、なによりも愛くるしいほどキュートでした。彼女にしか演じられない人間味あふれる死神、ルキアの活躍を楽しんでいただければ」とも語っている。
撮影は2016年年9月~11月に行われたが、CG製作・合成を1年以上を費やしており、未だその全容は不明な『BLEACH』。映像美に定評のある佐藤監督が長期間をかけて挑むプロジェクトだけあって、エポック・メイキング的な作品の誕生を想起させる。その映像の中で福士が、杉咲が、未だ明かされぬキャストがどんな熱演で楽しませてくれるのか?今後の続報を期待して待ちたい。
文/トライワークス