3年連続の快挙達成!『名探偵コナン』&『クレヨンしんちゃん』圧倒的強さの秘密とは?

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3年連続の快挙達成!『名探偵コナン』&『クレヨンしんちゃん』圧倒的強さの秘密とは?

4月14日・15日の週末映画動員ランキング。GWへ向けてビッグタイトルの公開がひしめくなか、大人気TVアニメの劇場版が初登場で1・2フィニッシュを決め、その強さを見せつける形となった!

『コナン』がぶっちぎりの首位!『クレしん』は安定の成績で2位に

『名探偵コナン』劇場版最新作が1位を獲得
『名探偵コナン』劇場版最新作が1位を獲得[c]2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

見事首位を獲得したのは、劇場版22作目となる『名探偵コナン ゼロの執行人』。土日2日間で動員101万2000人、興収12億9600万円を記録し、圧倒的な強さを見せている。シリーズ前作が最終興収68.9億円をあげて2017年の邦画興収1位に輝くなど、劇場版シリーズは5作連続で累計興収を更新しており、6作連続での更新に向けても好スタートを切ったと言える。

また、本作の大ヒットを後押しした要因には、シリーズ屈指の人気キャラクター、安室透の存在が挙げられる。毛利小五郎に弟子入りした私立探偵でありながら、黒ずくめの組織のメンバーで腕利きの探り屋“バーボン”、さらに公安警察に所属する“降谷零”という3つの肩書を持つ謎多き人物だ。その陰のある人物像もさることながら、二枚目な外見で多くの女性ファンの熱い視線を集めている。公開後のSNS上でも“安室さんかっこよすぎる!”といったコメントを見ることができ、安室の雄姿を絶賛する声が多数。

さらに、今週4月20日(金)の「金曜ロードSHOW!」では『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』(17)のテレビ初放送が控えており、2週目の動員にも期待が持てそうだ。

今年の映画ではしんちゃんたちがカンフーに挑戦!(『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』)
今年の映画ではしんちゃんたちがカンフーに挑戦!(『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』)[c]臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2018

2位には『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』がランクイン。土日2日間で動員31万5000人、興収3億6700万円をあげている。劇場版26作目となる今作の主題歌はももいろクローバーZが担当。主題歌のほか、アイドルグループ“くろぐろクローバーZ”の声優としても参加し、劇中歌も披露している。

『名探偵コナン』、『クレヨンしんちゃん』の劇場版は同日公開されるのが毎年恒例となっているが、初週の1・2フィニッシュはなんと2016年から3年連続!国民的人気を誇る両シリーズは、家族や友人などグループで観やすいうえ、毎年ファンの高い満足度を得る作品を生み出していることが安定した動員を確保できている所以であろう。

特撮好きのロマンが詰まった『パシリム』続編は4位でスタート

最新型の人型巨大兵器=イェーガーが多数登場するなど、特撮ファンは大興奮間違いなし!(『パシフィック・リム:アップライジング』)
最新型の人型巨大兵器=イェーガーが多数登場するなど、特撮ファンは大興奮間違いなし!(『パシフィック・リム:アップライジング』)[c]Legendary Pictures/Universal Pictures.

SF大作『パシフィック・リム:アップライジング』は動員17万7000人、興収2億7900万円をあげ4位スタートに。オスカー監督ギレルモ・デル・トロが、日本の特撮や怪獣映画へのリスペクトを込めて誕生させた『パシフィック・リム』(13)の続編で、前作の10年後を舞台としている。「スター・ウォーズ」新シリーズのジョン・ボイエガが主演を務めるほか、日本人キャストとして新田真剣佑、前作に引き続き菊地凛子も出演している。

バーチャル空間を舞台に大冒険が繰り広げられる『レディ・プレイヤー1』
バーチャル空間を舞台に大冒険が繰り広げられる『レディ・プレイヤー1』[c] 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

今週末の公開作品には、13年ぶりにスティーヴン・スピルバーグ監督が来日することでも話題の『レディ・プレイヤー1』が登場。先日の全米公開時には、過去10年のスピルバーグ監督作の中で最高のオープニング成績を飾る大ヒットを記録しており、日本国内でもどれだけ記録を伸ばすのか期待したい!

文/トライワークス

以下は、1~10位までのランキング(4月14日・4月15日)
1位 名探偵コナン ゼロの執行人
2位 映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~
3位 リメンバー・ミー
4位 パシフィック・リム:アップライジング
5位 ボス・ベイビー
6位 ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
7位 映画ドラえもん のび太の宝島
8位 グレイテスト・ショーマン
9位 ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
10位 クソ野郎と美しき世界
※興行通信社調べ

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