細田守監督と上白石萌歌がカンヌに登場!『未来のミライ』が世界初上映
<舞台挨拶を終えた感想>
●細田守監督
日本よりも先に、世界の方々に観てもらうことが大変なプレッシャーと感じていました。初めての上映はいつも緊張しますが、上映が終わった後、たくさんの拍手を頂けて今はとてもホッとしていま す。
映画が出来上がり、お客さんが観終わって初めて映画が完成します。子どもが生まれる瞬間と同じ気持ちで、カンヌのお客さんに映画の誕生の瞬間に立ち会っていただき、祝福されながら無事に映画が生まれました。
上映中には何度も笑い声が聞こえ、お客さんの反応を直接感じることが出来て嬉しかったです。次は日本で、夏休みの時期に公開なので家族みんなで楽しんでもらいたいです。
●上白石萌歌
監督の隣で初めて作品を観させていただくことと、フランス語での挨拶がとても緊張しましたが、しっかりと想いが伝わって良かったです。カンヌで映画が生まれた瞬間に立ち会うことが出来てとても幸せで、夢のような時間でした。
映像の美しさ、音楽の壮大さを4歳のくんちゃんの目で冒険出来るという作品の素晴らしさを日本でも自信を持って伝えていきたいです。
文/久保田 和馬
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