木村文乃、坂口健太郎も参加決定!スタジオポノック『ちいさな英雄』の詳細がついに発表

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木村文乃、坂口健太郎も参加決定!スタジオポノック『ちいさな英雄』の詳細がついに発表

観客動員数266万人・興行収入32億9000万円の大ヒットを記録した『メアリと魔女の花』(17)のスタジオポノックが手がける短編アニメーション制作レーベル「ポノック短編劇場」の第1弾『ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-』が8月24日(金)から公開。このたび本作のキャスト&スタッフの詳細が発表された。

今年3月に行われた制作発表会見では、3つの短編を『メアリと魔女の花』の米林宏昌監督、『ギブリーズ episode2』(02)の百瀬義行監督、そして『ハウルの動く城』(04)などの作画監督を務めた山下明彦監督が手掛けることを発表。キャスト&スタッフとしてオダギリジョー、尾野真千子、田中泯、中田ヤスタカらが参加するということだけが明らかにされた。

そしてこのたび、新たに参加が決定したキャスト・スタッフに加え、3つそれぞれの作品のキャスティングなど、詳細がついに発表。あわせて到着したポスタービジュアルでは、注目のキャラクターデザインも初解禁となっている。

米林がメガホンをとるカニの兄弟の大冒険ファンタジー『カニーニとカニーノ』では、主人公のカニーニ役を木村文乃が、弟のカニーノ役を鈴木梨央が演じる。木村はアニメ声優初挑戦となり、鈴木も日本語吹替版を担当した『リトルプリンス 星の王子さまと私』(15)以来、日本のアニメ作品では初めて。さらに『思い出のマーニー』から3作続けて村松崇継が米林作品の音楽を担当。

巨匠・高畑勲監督の右腕として活躍した百瀬が実話をもとに描きだす『サムライエッグ』では尾野がママ役を演じ、息子のシュン役を『いぬやしき』(18)に出演した現在9歳の篠原湊大が、パパ役をアニメ声優初挑戦となる坂口健太郎が演じることが決定。こちらの音楽は日本ポップス界を牽引する島田昌典が担当するとのこと。

そして山下がメガホンをとるスペクタクルアクション『透明人間』では、主人公の透明人間役をオダギリジョーが、盲目の男役を田中泯が演じる。また、数多くのヒット曲を世に送りだしてきた音楽プロデューサー・中田ヤスタカが、独自のEDMサウンドで本作の世界観を彩ることも決定。

兄弟の勇気と母子の絆、たった1人で闘う男。それぞれ異なる“英雄たち”の物語が短編で綴られていく挑戦的なプロジェクトに、アニメ界の旗手と実力派俳優&音楽家の奇跡のコラボレーションが実現。今年の夏、日本のアニメ界に新たな風を巻き起こすことは間違いないだろう。

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