気鋭のクリエイターが『未来のミライ』を再解釈!コラボアイテムが限定発売
『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『バケモノの子』(15)に次ぐ、細田守監督の最新作『未来のミライ』が現在公開中。本作の公開を記念して、気鋭のクリエイター3名がコラボアイテムをデザイン、開催中の「未来のミライ展」にて限定発売されている。
コラボに参加したのは、木村カエラや星野源のCDアートワークなどで知られる吉田ユニ、くまモンの生みの親である水野学、グラフィカルな図柄による和装デザインを手掛ける高橋理子の3名。『未来のミライ』をモチーフに、吉田、水野はTシャツを、高橋は手ぬぐいをデザインした。
吉田は本作について「ほのぼのとした繊細に描かれた時の流れと、壮大で大胆な時の流れの入り混じっていて素敵」とコメント。なかでも印象的だったという、主人公・くんちゃんが出会った幼い頃のお母さんの表情を抜き出し、Tシャツにプリントした。カラーは、ピンクとグレーの2色となる。
水野は未来からやってきた妹・ミライちゃんの名前“MIRAI”の文字を、アレンジしてTシャツにプリント。デザインについて「未来と現在と過去は常に連続し、絡み合っているけれど、何かの拍子にすぅーっと解けて、一本の糸になることもある、そんなイメージ」と語っている。
高橋はくんちゃんとミライちゃんの色をイメージに、注染という伝統的な染色技法により手ぬぐいを手作業で染め上げたそう。「人や場所、さまざまな記憶がカラフルな点となり、くんちゃんの人生を紡いでいく。そんなイメージのデザイン」と語るように、2種類の手ぬぐいが円と直線でデザインされている。
これらのアイテムは、東京ドームシティギャラリーアーモにて現在開催中の「未来のミライ展」(~9月17日)での限定発売されている。展示会場内のスタジオ地図SHOPでは、その他にも細田作品の様々なスペシャルアイテムがズラリ。見ているだけでもワクワクしてしまうグッズが並んだこのSHOP、ファンの方は訪れてみてはいかがだろうか。
文/編集部