全米で社会現象を巻き起こした新感覚ホラー、戦慄の予告映像が完成

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全米で社会現象を巻き起こした新感覚ホラー、戦慄の予告映像が完成

わずか1700万ドルの製作費ながら、全米ではその10倍以上もの興行収入を稼ぎだし、今年公開された非シリーズ・フランチャイズ作品ではNo. 1ヒットを記録。多くの批評家から大絶賛を集め、来年のアカデミー賞の有力候補との呼び声も高い新時代のホラー映画『クワイエット・プレイス』が9月28日(金)に日本上陸。このたび日本版予告映像が到着した。

音に反応して人間を襲う“なにか”の出現によって荒廃してしまった世界で生き残ったエヴリンとリーの夫婦と、その子どもたち。彼らは手話を使い、足音を立てないように裸足で歩き、呼吸することさえも躊躇いながら暮らしていた。恐怖で慄く子どもたちを必死で守ろうとする夫婦。そんななか、出産を目前に控えたエヴリンに“なにか”が迫ろうとしていた…。

このたび到着した予告映像は、まさに「音を立てたら、即死」というキャッチフレーズにふさわしい、緊張感にあふれた仕上がりに。工夫を凝らしながら“なにか”に気づかれないように生活する家族の絶望的な生活と同時に、子どもたちを守ろうとする親の愛や、助け合う姉弟の姿など、家族のドラマが描かれていく。

主人公のエヴリンを演じるのは『プラダを着た悪魔』(06)や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(14)で知られるエミリー・ブラント。夫のリーには、実生活でもエミリーの夫であり、本作の監督も兼任しているジョン・クラシンスキー。2人の夫婦初共演に加え、長女リーガンを『ワンダーストラック』(17)で鮮烈なデビューを飾ったミリセント・シモンズが演じていることも話題となっている。

これまで多くの低予算ホラー映画が社会現象を巻き起こしてきたが、それらどの作品でも味わったことのない恐怖が待ち受けている本作に、ホラー小説界の重鎮スティーヴン・キングも「新たなホラー映画」と太鼓判を押すほど。1秒も油断する隙を与えられない90分間の“沈黙”の恐怖を、ぜひとも劇場で味わっていただきたい。

文/久保田 和馬

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