ジャンプ連載終了も話題の『銀魂2』が首位!マガジン原作の『七つの大罪』も好調

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ジャンプ連載終了も話題の『銀魂2』が首位!マガジン原作の『七つの大罪』も好調

お盆休み明けとなった8月18・19日の週末動員ランキング。『銀魂2 掟は破るためにこそある』が『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』のV4を阻み、首位を獲得した。

『銀魂』が首位獲得も、突然の連載終了に福田監督も唖然…

初登場1位となった『銀魂2 掟は破るためにこそある』
初登場1位となった『銀魂2 掟は破るためにこそある』[c]空知英秋/集英社 [c]2018 映画『銀魂2』製作委員会

土日2日間で動員38万5000人、興収5億2800万円をあげ初登場1位を獲得した『銀魂2』。最終興収38.4億円を記録した前作『銀魂』(17)の地上波初放送や、新作スピンオフドラマの配信などの影響もあってか、公開初日からの3日間の累計では、動員60万人、興収8億円を突破。初日の興収では前作比159%という好調な滑り出しとなっている。すでにリピーターも見受けられるようで、「型破りな映画だった!」「最高だった!」など内容面でも高評価を集めている。

そんな華々しいスタートを切った『銀魂2』だが、ファンにとってはショッキングなニュースが…。空知英秋の原作漫画が「週刊少年ジャンプ」38号(8月20日発売)にて、15年間続いた連載が9月で終了することが発表された。まさかの知らせに、実写版を監督した福田雄一は「ウソだろ。マジで聞いてなかったんですけど」などとSNSに投稿。ファンたちからも「“終わる終わる詐欺”であって欲しい」などの多数の悲しみの声があがっており、改めて作品の人気ぶりをうかがわせた。

入プレも好評!「マガジン」のエース『七つの大罪』初の劇場版が5位に

【写真を見る】「ジャンプ」「マガジン」の両作品が好調!(『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』)
【写真を見る】「ジャンプ」「マガジン」の両作品が好調!(『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』)[c]鈴木央/講談社 [c]鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会

一方、「ジャンプ」と並ぶ人気誌「週刊少年マガジン」の看板コミック「七つの大罪」を初めて映画化した『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』は、土日2日間で動員16万9000人、興収1億9600万円をあげ、初登場5位にランクイン。原作者の鈴木央が映画のために書き下ろしたネームを基にした完全オリジナルストーリーとなっており、「迫力がハンパない」など好評の声が多数ネット上にはあがっていた。

また入場者特典として、先着限定で40ページ超えの「鈴木央描き下ろしコミック」がついてくる本作。この特典に関しても「映画とリンクしていて面白い」という好評の声があがっているなか、「手に入らなかった…」という投稿も見られ、一部劇場では特典が終了するほどの盛況ぶりだったようだ。

森見登美彦の作品をアニメ化した『ペンギン・ハイウェイ』もトップ10入り
森見登美彦の作品をアニメ化した『ペンギン・ハイウェイ』もトップ10入り[c]2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

これら以外の初登場作品では、森見登美彦の原作を映画化したアニメ『ペンギン・ハイウェイ』が、10位にランクイン。20代の新進気鋭のクリエイターによって設立されたスタジオコロリド初の長編作品で、石田祐康監督の劇場長編デビュー作となる本作。初日14時の時点では、同じく森見原作のアニメで最終興収5.4億円だった『夜は短し歩けよ乙女』(17)と比べて動員数が191%と、興収10億円到達も見込める好スタートを切った。

文/トライワークス

以下は、1~10位までのランキング(8月18・19日)
1位 銀魂2 掟は破るためにこそある
2位 劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
3位 インクレディブル・ファミリー
4位 ミッション:インポッシブル/フォールアウト
5位 劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人
6位 オーシャンズ8
7位 ジュラシック・ワールド/炎の王国
8位 カメラを止めるな!
9位 未来のミライ
10位 ペンギン・ハイウェイ
※興行通信社調べ

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