大泉洋が高畑充希を振り回す!?『こんな夜更けにバナナかよ』特報が完成!
『恋は雨上がりのように』(18)や『焼肉ドラゴン』(18)など、話題作への出演があとをたたない人気俳優・大泉洋が、難病である筋ジストロフィーを患った男の風変わりな実話を演じる『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の公開日が12月28日(金)に決定。あわせて本作の特報映像とティーザーポスターが到着した。
大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した渡辺一史の「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」を実写映画化した本作。車イスの人生をワガママに生きながら、多くの人々に愛された男と、彼の自由すぎる性格に振り回されるボランティアたちの姿を描き出す。
このたび到着した特報映像では、大泉演じる鹿野の、ワガママでおしゃべりで惚れっぽいユニークなキャラクターが炸裂。彼を支えるボランティアで医学生の田中を演じる三浦春馬と、新人ボランティアで夜な夜なバナナを買いに行かされる美咲を演じる高畑充希とのコミカルなやりとりが映しだされていく。
初共演とは思えないほど息の合った掛け合いを見せる3人に加え、萩原聖人や渡辺真起子、原田美枝子らベテラン実力派キャストが勢ぞろいした本作。さらに三浦演じる田中の父親で、大手病院の院長・田中猛役として、佐藤浩市が友情出演していることも明らかに。厳しい態度で息子に接しながら、鹿野を助けるために協力する医師を演じるとのこと。
『ブタがいた教室』(08)など、“命”にまつわる作品を得意とする前田哲監督のメガホンのもとで描かれる、笑いと涙にあふれた真実の物語。これまでどんな作品でも見せてこなかった、大泉の新境地とも言える姿を目の当たりにすることは間違いなし。2018年は本作で、“笑い納め”と“泣き納め”を同時に済ませてみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬