R15とR18はどう違う?ピンク映画の製作費は1本いくら?未知の世界をのぞき見!

コラム

R15とR18はどう違う?ピンク映画の製作費は1本いくら?未知の世界をのぞき見!

R18+とR15+の表現の違いとは?

上映に際し、R18+指定の成人映画をR15+のレーティングを満たすように作り変えているのだが、では、R18+とR15+での表現の違いはどういうところにあるのだろう。「下半身が映っていたり、着衣でもそこに触れたりしているとR18+となります」と教えてくれたのは大蔵映画の鍋島宇宙氏。「また、R15+では風俗店やストリップなど、18歳以下は入れない店内の描写や複数人での性交もNGです」と、やはり、成人映画館で上映されているバージョンとの違いはあるものの、その分、各作品における物語性が強くなっているそうだ。

天使もえ主演の『愛しのデコトラ天使』
天使もえ主演の『愛しのデコトラ天使』[c]OP PICTURES

選りすぐりのピンク映画をラインナップ!

今回のラインナップの中には、1年に1度、ピンク映画ファンが選ぶ“ピンク映画のアカデミー賞”「ピンク大賞」で最優秀作品賞を受賞した『ひまわりDays』や、同じく優秀作品賞に輝いた『赤いふうせん』など、映画ファンなら見逃してはおけないような傑作も。また、恵比寿マスカッツ1.5のメンバーとしても活躍する川上奈々美主演の『つないだ手をはなして』、浜崎真緒、栄川乃亜らが出演する『怪談 呪いの赤襦袢』、天使もえ主演の『愛しのデコトラ天使』など、人気セクシー女優が主演する作品もある。

浜崎真緒主演の『怪談 呪いの赤襦袢』は『発狂する唇』(00)の佐々木浩久監督によるホラー
浜崎真緒主演の『怪談 呪いの赤襦袢』は『発狂する唇』(00)の佐々木浩久監督によるホラー[c]OP PICTURES

「老若男女関係なく、ピンク映画に興味がありながらもきっかけがない、という方にぜひ観ていただきたいです!」と鍋島氏も語るように、バラエティに富んだ18作品を観ればピンク映画の魅力が少なからずわかるはず。ぜひ、この機会に足を運んでその世界に触れてみてはいかがだろうか。

文/トライワークス

■OP PICTURES+フェス2018
開催:8月25日(土)~9月14日(金) テアトル新宿
   10月13日(土)~26日(金) シネ・リーブル梅田 
OP PICTURES+フェス2018 公式サイト

関連作品

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  • 赤いふうせん

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    山内大輔監督による第30回ピンク大賞優秀作品賞受賞作品をR15+版として再編集
  • 怪談 呪いの赤襦袢

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    『発狂する唇』の佐々木浩久監督による怪談系ピンク映画をR15+バージョンに再編集
  • カメラを止めるな!

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    山奥でゾンビ映画を撮影する撮影隊を題材にした上田慎一郎監督の劇場長編デビュー作
    Prime Video U-NEXT Hulu

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