マーベル史上最も残虐な悪役に中村獅童、諏訪部順一が命を吹き込む!『ヴェノム』吹替キャスト発表
スパイダーマン最大の宿敵であり、悪の魅力あふれるダークヒーローを描いたマーベル最新作『ヴェノム』が11月2日(金)より公開となる。本作のテーマ曲をエミネムが手掛けていることが明かされるなど、注目が集まる本作の、日本語吹替版キャストが発表された。
正義感あふれるジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が人体実験で死者を出しているという噂を突き止めるために取材を試みるも、被験者との接触により地球外生命体のシンビオートに寄生されてしまう。エディの体にはとてつもない変化が起きはじめ、彼の中で解き放たれたものは体を蝕み増殖。ついに“ヴェノム”誕生の時が訪れる…。
2つの魂で1つの存在にして、最も残虐な悪であるヴェノム(シンビオート)役吹替声優には、歌舞伎俳優の中村獅童が決定。『アメイジング・スパイダーマン2』(14)でスパイダーマンと対峙するエレクトロを演じて以来2作目のマーベル作品となる中村は「また一歩憧れのスパイダーマンに近づけると、とても興奮しています」と愛を爆発させ、「エディを僕の最恐の力で悪に染めていきますので、ぜひその“最悪”ぶりに期待してください」とコメントした。
主人公エディ・ブロックの吹替え声優は、「ユーリ!!! on ICE」のヴィクトル役、「テニスの王子様」の跡部景吾役などで知られ、その甘い声で女性ファンを中心に人気を誇る声優・諏訪部順一に決定。マーベル作品としては初主演を飾る諏訪部は「ヴェノムは、マーベルが誇る数々のヴィランの中でも非常に人気の高いキャラクター。まさか日本語吹替版に関わらせて頂けるとは、動悸がおさまりません!」と喜びをあらわにした。
そんな諏訪部が演じるトム・ハーディは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)の大ヒットで知られ、『レヴェナント:蘇えりし者』(16)でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされるなど、世界的人気俳優。数多くの出演作で見るものを虜にしてきた。
さらに、アカデミー賞ノミネート俳優のミシェル・ウィリアムズが演じるエディの彼女、アン・ウェイングの吹替声優には、中川翔子が決定。「東京コミックコンベンション2018」でアンバサダーに就任するなど、マーベル作品にも造詣が深い中川は「今まで感じてきた興奮に恩返しの気持ちで頑張ります。皆さんが作品に没頭できるように演じたいです」と気合い十分の様子。
初共演となる諏訪部演じる正義感溢れるエディと、中村演じる最も残虐な悪の存在であるヴェノムが融合することで、どんな化学変化が生まれるのか。11月2日(金)の日本公開に先駆けて、日本人声優キャストらが登壇予定の『ヴェノム』ジャパンプレミア試写会の開催も決定し、期待は高まるばかり!