中条あやみ&佐野勇斗、“美女とオタク”の恋はアリ?「熱中できるものがある人はステキ」
美女とオタク男子の恋を描く物語となるが、中条にとってオタク男子の印象は?「自分よりも優先されてしまったらさみしいけれど、熱中できるものがあって、それを通して一緒に話ができたりすればすごく楽しいなと思います。付き合うとなったら、相手が好きなものを自分も好きになることができたら、ステキですよね。なにも楽しいことがないという人より、熱中できるものがある人のほうがいい」と好印象の様子。
佐野も「2人でアニメを観ているシーンは、すごくいいよね」とうなずきつつ、「つっつんほどではないにしろ、僕も1つのものに熱中したり、一途になることが多いです。好きなアーティストさんとかも、好きになるとずっと好き。女の子に対しても一途ですよ!」とお茶目にニヤリ。中条は「自分でそういうこと言う!?」と笑いながらも、「つっつん役に対しても一途でしたね。研究もしていましたし、とにかく動きも仕草もおもしろくて」と佐野のオタク男子ぶりを大絶賛だ。
中条の役へのハマりぶりについては、佐野が「人と壁を作らない感じが、すごくぴったり。中条さんもそういう方なんです」と吐露。中条自身も「色葉の内面はとても共感ができました。つっつんに素直に好きと言えなかったり、自分だけで解決しようとしてしまう不器用さもすごくわかる。スクールカーストを気にせずに人と接する色葉の心持ちも、私と似ていると思います。自分が好きな人は好き、苦手な人は苦手って(笑)」と色葉に心を寄せる。
すると佐野は「気を遣わせないというか、一緒に過ごしていてすごく楽なんです。持っていたイメージとは180度違いましたね。そして中条さんは僕の“はとこ”に似ているんです!うちの母親も中条さんの大ファンで、“中条さんによろしく”とメールしてくるんです…」と照れながら明かしていた。
恋の輝きを描くストーリーにちなみ、恋愛観も聞いてみよう。異性に思わず惹かれてしまうのは、どんな瞬間だろうか。佐野は「かわいいなと思った女の子が、礼儀がしっかりしていたり、人に思いやりを持って接していたりしたら好きになっちゃいますね」。
中条は「話していて楽しくなれる人。あと私、匂いフェチなんです。明るくて、いい匂いの人がいいですね」と激白。さらに「本作には、つっつんに片想いする綾戸さん(上白石萌歌)が出てきますが、綾戸さんを見ていると『片想いっていいなあ』と思ったり。教室から窓をのぞいて、あちら側の校舎にいる好きな先輩を見つめるとか!また窓側の席にならないかなあって、お願いしたり」と妄想を膨らませると、佐野は「ちゃんと女の子じゃん!おじさんじゃない!」と楽しそうに突っ込んでいた。
取材・文/成田 おり枝