意外な共通点に沸く!?ダブル『プーさん』が好スタート!『コード・ブルー』は記録更新!
3連休となった週末9月15・16日の動員ランキング。ディズニーの人気キャラクター“くまのプーさん”を初めて実写化した『プーと大人になった僕』が『MEG ザ・モンスター』のV2を阻み、初登場で1位を獲得した。
話は真逆なのに感想は近い?プーさん対決が勃発!
土日2日間で動員24万5000人、興収3億3200万円を記録。公開初日からの4日間では、動員44万1000人、興収5億7900万円をあげる好発進となっている『プーと大人になった僕』。
大人になったクリストファー・ロビンと、昔と変わらない日々を過ごすプーさんら森の仲間たちとの再会を描いた本作。SNS上では「プーさんたちがかわいすぎ!」という実写でも変わらない人気を感じさせる意見が多数。また仕事に忙殺されるクリストファー・ロビンがプーさんとの交流を通じて、大事なことを再確認するという人生の尊さを説くようなストーリーには「童心を取り戻せる作品」など、共感した大人たちによる感動の声が多く寄せられた。
また3位には、土日2日間で動員11万人、興収1億6100万円、初日から4日間の累計では動員20万3000人、興収2億8600万円をあげた『ザ・プレデター』が初登場でランクイン。実はネット上では、プレデターのことを指す“プ(レデタ)ーさん”という言葉が密かに流行るなど、同日公開の『プー』と比較する動きも…。
森を舞台にした交流が描かれるという点以外は、ギャグのように次々と人が殺されるなど、なにもかもが正反対の本作だが、『プレデター』(87)から続くシリーズの最新作ということもあり「いい大人が子どもに帰れる映画」と懐かしむ声や「プレデター犬がかわいい!」など、どことなく『プー』と似たような感想がネット上に散見。この2作品を同日に鑑賞しているという人が、意外にも数多く確認できた。
『コード・ブルー』が『コナン』を抜き今年最大のヒット作に!
前週から4ランクダウンの9位となった『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』だが、累計興収は88億7000万円となり、歴代興収で『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(11)と並ぶ50位にランクイン。『名探偵コナン ゼロの執行人』の86.7億円を抜き、現時点の2018年度公開作では最大のヒットとなっている。
しかし、10月19日~11月8日に期間限定で『コナン』の4D上映が行われることが決定しており、その結果がどのように響くかにも注目だ。
また、ランキングには入らなかったが、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』も、累計80億円を突破。4DXの興収では、日本歴代最高記録を更新しており、記録づくめの週となった。
文/トライワークス
1位 プーと大人になった僕
2位 MEG ザ・モンスター
3位 ザ・プレデター
4位 検察側の罪人
5位 銀魂2 掟は破るためにこそある
6位 響 -HIBIKI-
7位 アントマン&ワスプ
8位 カメラを止めるな!
9位 劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
10位 SUNNY 強い気持ち・強い愛
※興行通信社調べ