メジャー初主演作で豪快に脱ぐ!?山田裕貴が映画界から引っ張りだこなワケとは?
斎藤工や高橋一生など、脇役からキャリアを重ねてブレイクした役者が注目を集めるなか、20代にして昨年の出演映画が14本(!)という驚異的な躍進を遂げる俳優・山田裕貴。そんな彼がメジャー映画初主演を飾る『あの頃、君を追いかけた』(10月5日公開)では、鍛え抜かれた肉体で一糸まとわぬ姿まで見せている!気になる作品の内容と共に、彼の人気の理由を探りたい。
戦隊モノからハードな役まで…守備範囲が広い
山田裕貴は、2010年に開催された「D☆DATE新メンバーオーディション」のD-BOYS部門でグランプリを受賞。翌11年に『海賊戦隊ゴーカイジャー』のゴーカイブルー役で俳優デビューを果たし、以降も映画やドラマ、舞台と幅広く活躍してきた。
昨年は「HiGH&LOW」シリーズや『あゝ、荒野 前後篇』(17)など、ハードな役柄を中心とした出演作が次々と公開。今年に入ってからも『となりの怪物くん』(18)『虹色デイズ』(18)といった青春ドラマや、パルムドール受賞に沸いた『万引き家族』(18)などの話題作に度々登場している。さらに『センセイ君主』(18)にも友情出演するなど、フットワークの良さが印象的だ。
人気俳優たちからモテまくり!?共演を望む声が連鎖
昨年出演した情報番組「シューイチ」では、俳優仲間との交友について語った山田。『ストロボ・エッジ』(15)で共演した福士蒼汰と親交が深く、福士が『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16)への出演が決まった際、山田を林役に推薦し、彼も出演することになったという。また「トモダチゲーム」シリーズの吉沢亮も「(ライバルの)美笠役は山田裕貴じゃないと嫌だ」と話し、その意向に沿って山田のもとにオファーが来たのだそう。
またラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」にもゲスト出演し、2人が共演した『となりの怪物くん』撮影時の思い出話に花が咲いた。メインキャストたちとそれぞれ共演歴のあった山田がムードメーカーとなり、現場の空気を和やかにしていたと語られたように、自身の主演作でなくてもキャストたちの中心にいる役回りが多いようだ。
バトルにダンス、そして脱ぐ!最新作で魅力全開
そんな彼の最新作『あの頃、君を追いかけた』は、お気楽な高校生活を送っていた主人公が、優等生に一途に想いを寄せ続ける10年間を描いた青春ラブストーリー。山田が演じる浩介は、性格も家柄も違う真愛(齋藤飛鳥)とふとしたきっかけで話すようになり、やがて自身の目標や生き方を見つめ直していく。
劇中では、仲間とふざけ合ったりダンスをしたりと元気男子ぶりが炸裂。さらに自宅では全裸癖によりリビングでパンツまで脱いでしまったり(!?)と、なんとも豪快な姿を披露している。
一方、日頃からカンフーの鍛錬を積み、同級生との異種格闘技戦に挑むなど、山田扮する浩介の真剣な表情も惜しみなく捉えられている本作。そんな気迫に満ちたアクションシーンのメイキング映像も到着したので、合わせてチェックしてみてほしい!
文/トライワークス