万引き家族|MOVIE WALKER PRESS
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万引き家族

2018年6月8日公開,120分
PG12
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第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝いた、是枝裕和監督による人間ドラマ。祖母の年金を頼りに、足りないものを万引きで賄っている一家が、ひとりの少女を迎え入れたのを機にバラバラになっていくさまがつづられる。一家の主をリリー・フランキー、その妻を安藤サクラが演じるなど、個性派たちの熱演が物語をより一層味わい深いものにしている。

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万引き家族

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

父の治と息子の祥太はスーパーで万引きをした帰り、母親に部屋から閉め出された小さな女の子を見つけ、家に連れて帰る。その晩、両親の元に帰そうと向かうが、罵り合う声を聞き、連れ帰るはめに。やがて、5歳の女の子が失踪したとニュースになるが、女の子は治らと暮らすことを決意する。一家は万引きを繰り返すものの、祥太は自らの行いに疑問を抱くようになる。

作品データ

映倫区分
PG12
製作年
2018年
製作国
日本
配給
ギャガ
上映時間
120分

[c]2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro. [c]キネマ旬報社

動画配信

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映画レビュー

3.9
  • rikoriko2255

    ちーぴ

    3.7
    2020/9/25

    出てくる役者の演技がとても愛おしい。だからこそ最後はもう少し魅せて欲しかった。

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  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    5.0
    2020/7/19

    たしかにこれはパルムドールを獲るべくして獲った作品でした。 練りに練られたシナリオと細部まで神経が行き届いた演出。 小さなあばら家の中で身を寄せ合う6人全員の演技には息を呑むばかりです。 ちゃぶ台があり、登場人物たちがそれを囲んでいるという構図は、何千回も目にしたはずの「ホームドラマ」なのですが、観ている2時間のあいだ、凡多のホームドラマとの類似性について一瞬も頭をよぎることがなかったことこそが、独創性の証明だったのだと、今思うのです。 セリフを使わず演じられる多くのシーンのメッセージが、欧州人という文化背景が異なる人たちにも間違われずに伝わったことは、驚くしかありません。 幸せとは何か。 それは結局のところ、自分が自分のことを幸せだと思っている状態を指すのだろうな、と感じたのでした。 映画が進むにつれて、人間関係の糸の絡みがほぐれてくるのですが、しかし、ほぐれることは無条件に良いことなのか? 果たしてそれで幸せになれるのか、と観客に鋭く問いかけています。 これでカンヌを獲れないわけがない仕上がりでした。 ps.ムービーウォーカーのあらすじ欄に「団地の廊下で凍えている幼い女の子を見つける」とありますが間違いです。 あらすじ担当者は、映画を観ずに書いたのかも知れませんが、正しくは、真冬に、団地のベランダに締め出されていたのです。5歳の女の子が。 昨日発覚した哀しい事件が、偶然とはいえ、まったく完全に同じシチュエーションであったことがオーバーラップするのでした。 ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    くんくん

    5.0
    2020/4/20

    人間の温かさを感じました。 悪いことは悪いですが、仕方のないこともあり、一緒に住みたいと思いました。とても良かったです。

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  • rikoriko2255

    ホルン

    4.0
    2018/7/12

    観る前は、家族みんなが万引きをして生計を立てているのだろうと思っていましたが、どうも違うようです。 まあ、クリーニングでポケットに入っていたものをいただいたり、パチンコで隣の台の人の積んでいるドル箱を盗んだりはしますが、それだけではなく、家族を持てなかった人が一人ひとりの家族そのものを万引きしてきて、血のつながらない仮想の家族を形成するという意味と解釈しました。 「血がつながっていないほうがアレが強いんじゃない?」「あれよ。き・づ・な」というシーンが印象的でしたが、 結局、「お母さん」「お父さん」と呼ばれることがなかったことからわかるように、しょせん万引きして集めた家族は、本当の家族にはなれなかったということでしょう。 終盤に、推理小説のように、登場人物それぞれの背景について説明する表現があり、それが少しくどいようにも思えますが、これもしかたがないところでしょう。 最後に、両親から虐待を受けていた少女が救われず、元の仮想家族と暮らせばいいのにと感じてしまいますが、その仮想家族も既に離散していることから叶いません。 観終わった後で何ともやりきれない気持ちが残る作品でしたが、これも監督さんの意図したところだと思います。 安藤サクラさんは、本当はええとこの御嬢さんなのに、 汚れ役を好演です。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    亀戸大根

    3.0
    2018/7/2

    つらい名画はやだな、と思っていましたが、それほどつらくはない。でも後からじわじわ来る。 罪悪感なく盗み、家族すら盗んだり拾ったりする自己欺瞞に満ちたずうずうしい者ども。が、ボロ屋に住み底辺を這いずり皆で海に遊びに行く様を見せられると、なんですかねえ、早く滅びててしまえという気持ちにはなれない。 リリーさんが(子役が)撮影後にきれいな服に着替えて帰っていくのがいやだった、と言っていたのがよく分かる! 全体的に余計な説明もなく、大事な伏線と回収はちらっとしか出てこないので、テケトーに見てるといろいろ気づかないかも知れませんね。俳優さんの演技が自然すぎて聞き取れねえよ!というのもある。。 子供はどこかで拾ったものをきれいにしたり名前をつけたりして宝物にしますが、そんな小さな世界の延長線上なんだろうなー、と。翔太も色んなもの集めてたしなー。

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  • rikoriko2255

    ツヨシ

    2.0
    2018/6/25

    監督や関係者が賞を取るために作った作品に感じた。学生ではなくプロなんだから観客のために作らないと。このままいくと自己満足心が強くなり第一線からは落ちていくのではないでしょうか。正直な気持ちです。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    2.0
    2018/6/16

    【賛否両論チェック】 賛:寄せ集めの家族が微笑ましく助け合う様子や、彼らに拾われる傷ついた少女の姿を通して、現代社会の暗部を赤裸々に描き出しているのが印象的。意外と豪華なキャストにも注目。 否:物語は思いのほか淡々と進むので、惹かれないと眠くなってしまうこと請け合い。予告編のミスリードや、ラブシーンも気になるところ。  都会の片隅で、肩寄せ合って暮らす5人。血こそ繋がっていなくても、その姿はまさに幸せな家族そのものです。そんな彼らが拾った、両親から虐待を受ける少女。それがきっかけとなり、5人の運命が大きく変わっていく様子を通して、現代社会が抱える様々な問題を赤裸々に訴えかけてきます。  ただ物語そのものは、特段の抑揚もなく非常に淡々と進むほか、結構あるラブシーンや切なすぎるラストにも、好みや賛否は分かれそうなところです。  そしてあまり言うとネタバレになってしまいますが、予告編で 「この人のことを言ってるんだろうな・・・」 と思わせていたことが、実は全然別のことを言っていたりとか、その辺のミスリードも少し裏切られた感はあるかと思います。  それでも話題作であることは間違いありませんので、気になった方は是非。

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  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    4.0
    2018/6/15

    現代の現実の日本に居ても、全くおかしくない、人達の日常を、まるでのぞき見しているかのように、リアルに、かつ淡々と描き切るストイックな造り。 派手さが全く無い分、脚本と演技には徹底した吟味が必要になるが、どちらも寸分の隙も感じさせないほど緻密に仕上がっている。 日本でも、ここまで徹底して作り込んだ作品が制作できるのだと、良い意味でびっくり。 リアリズムに徹したと言う意味では、2014年の中国映画「推拿 (Blind massage)」が思い起こされるが、Blind massage が、必ずしも演技に頼らず(演技未体験の、視覚障害者を出演させるなど)、ハンディカメラの多用するなど、ドキュメンタリー風の演出でリアリティーを醸し出していたのに対し、本作は、カメラワークやカット割で技巧を追うわけではなく、出演者の演技だけでリアリティーを出している、すこぶる直球勝負の内容。 そして、ストーリー自体に救いは無いものの、その、希望が見えない境遇の中で、生き続けるという、生き様のしぶとさを描いた映画でもあります。

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  • rikoriko2255

    とりころーる

    5.0
    2018/6/14

    正直な話、名優、名監督を集めてしっかり作り込んだ名作だと思います。しかし、この世界観は、現代日本に住んでいる人でないと、なかなか理解されないと感じました。日本でも、うかうかすると、単館上映になっていたかもしれない。そのくらい地味な映画です。リリーさんや樹木希林さん、安藤サクラさんの演技は凄いの一言ですか。 しかし、現実にはこの作品がカンヌでパルムドールを取ったわけで、現代日本の抱える問題が世界的に理解されたということなのだろうか.......

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  • rikoriko2255

    パライバ

    3.0
    2018/6/14

    出演者はとても良かったですが、私の見たい「見終えて幸せになる映画」とよぶには無理があるような気がします。いくつか是枝作品を見て苦手意識を持っていますが、今回もその払拭はできませんでした。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2018/6/13

    普段ほとんど邦画は見ないけど、 Cate Blanchettが絶賛していたから、見ました。 確かに、彼女が絶賛していた、樹木希林 さんは凄かった。砂浜で遠くを見つめる姿が印象的だった。 それに、リリー・フランキーさんも。この二人は私が見る数少ない邦画に、出ている頻度が高い。 個人的に、若くて可愛くて無敵なのに、辛そうな亜紀ちゃんの危うさが好きだな。 生活感が妙にリアルで、観ていて何だか辛いのは、絶対に間違っていると解っているから。 何処かで終わりが来る。それもかなり痛手な。それが分かっているから、どんなに楽しそうでも、観ていて辛い。 束の間の家族ごっこ。安らぎと、愛は有ったと思う。 だけど、閉じ込めては置けないよね。子供の好奇心を。子供は成長し、前に進んで行くのだから。そこがどんなに心地よくても。 ゆりちゃんにチョコレートドーナツANY DAY NOWのマルコのようなラストが待っているのではないかと、それが怖かった。 救いが有りますように・・

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    杉ちゃん

    4.0
    2018/6/11

     是枝監督作品は大好きで、この新作も公開前からとても楽しみにしていました。  そして、監督も「今までの作品の集大成的作品」と明言しているとおり、まさに「誰も知らない」「そして父となる」「海街diary」などなど、今までに是枝作品のテーマに上がった「現代社会におけるの光と影」がすべて描かれていました。  家族の在り方、自分の居場所、寄り添える人の存在、なくならない幼児虐待、心に傷を持つ人々・・・など考えさせられる内容のてんこ盛りで鑑賞後はかなり疲れました。  また、俳優陣の演技もかなり評価が高いようで、評判どおり、子役の自然な演技から樹木希林まで、全員が最高の演技でした。その中でも、私は安藤サクラを大絶賛です。今から映画賞の総なめが楽しみです。  そして、この俳優陣の演技を引き出した是枝監督も同時に褒めるべきだと思います。 ラストで団地の廊下から外をのぞいたゆり(じゅり)ちゃんの一瞬の表情にこれらのテーマに対する是枝監督の「答え」を見たような気がしました。  ただ、ファンとして言わせてもらいますと、今作は今までの作風と違って、かなりフランス人が好みそうな(カンヌ映画祭が好みそうな)撮影や内容になっていたように思えたのは私だけでしょうか?  今回のような映画も嫌いではないですが、私的には、大傑作の「歩いても 歩いても」のような映画をまた観てみたいです。その願いを込めて★ひとつ減としました。  

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  • rikoriko2255

    tom

    4.0
    2018/6/9

    日常の風景を切り取ったような生活感にじみ出る映像。 日常の会話がそのままセリフになっていて ホントにこの家族と一緒に生活しているような錯覚に。 子どもに万引きをさせたり、親の年金にたかったり 近頃ニュースで観るような犯罪がごく自然に感じらて、 いつの間にかこの家族側の視点で世の中を観ていました。 子役二人の演技も自然で印象的でしたが、 安藤サクラの演技が秀逸でした。 是枝監督の真骨頂のような作品で パルムドール受賞が超納得でした。

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  • rikoriko2255

    KI-ki

    5.0
    2018/6/8

    偽りの家族でも居たい 本当の家族が幸せって思えないから 泣きたいのに泣けない 声にしたいのに声にならない 伝えたいのに伝えられない 変えられない大人が哀しい 叫べない子供達が痛々しい … 大人になる子供達が幸せでありますように

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  • rikoriko2255

    barney

    3.0
    2018/5/29

    血の繋がりのない寄せ集めの家族! 万引きで繋がっているとはいえ、思いやってる姿は紛れもなく家族なんだよね~ぇ。 後半には、だんだんそれぞれの集まってきた理由がわかるのだが、本当の場所が正しかったのかどうなのか? 警察の対応もあんなもん?って感じで……………………。 よっぽど寄せ集めの家族のほうが、家族らしい家族に感じた。 中途半端な終わり方で、その後はそれぞれに考えてくださいって感じなんだろうけど、ちょっとモヤモヤが残る。 やっぱ安藤サクラが一番いい演技してた。

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