『トップガン』続編撮影中のトム・クルーズ、バイクシーンも再現!
メガヒットを記録した『トップガン』(86)公開から32年。現在撮影中の続編『トップガン:マーヴェリック(原題)』(2020年全米公開予定)の現場の模様が報じられ、あの懐かしのバイクシーンがファンを喜ばせているようだ。
主演のトム・クルーズは、今回も黒のサングラスにジーンズ姿でバイクを疾走させ、旧作のイメージを見事に再現している。前作でトムが演じた戦闘機パイロット“マーヴェリック”は、襟元にファーの付いたG1タイプのフライトジャケットを着ていたが、新作のバイクシーンではカーキ色のボンバージャケットを着用。ちなみに新作でトムが乗るのは、世界で最速のバイクの一つ、カワサキの“ニンジャH2 カーボン”だという。
後部座席に乗せていた女性も前作と異なり、今回はジェニファー・コネリーがトムとタンデムする写真が公開されている。前作でマーヴェリックが恋した女性教官、シャーロット・“チャーリー”・ブラックウッドを演じたケリー・マクギリスはというと、現在は白髪頭にふっくら体型で、トムのお母さんに見えるほどの激変ぶり。かつての面影はまるで残っていないため、続編の後部座席はジェニファー・コネリーに譲ったようだ。
旧作での美女教官役で人気を博したケリーだが、学生時代に受けた強姦被害が原因で、映画が大ヒットした後も事件のトラウマをひきずっていたという。一躍有名人になったにもかかわらず、ハリウッドでのキャリアを棄てたケリーは、その後はマイナー映画を中心に活動。2度の結婚ののち女性との同性婚を果たし、わずか1年で離婚して話題になったこともある。
全く別の人生を歩んできたトムとケリーだが、ケリーは「(トップガンの)続編にカメオ出演できたらいいわね」とインディペンデント紙で語っているため、カメオで共演の可能性もあるかもしれない。5歳年上のケリーと対比するまでもなく、バイクに乗るトムの若さは驚くほどで、新作でのアクションにも十分期待が持てそうだ。
UK在住/シャオ