アカデミー賞ショートリスト発表!外国語映画賞に『万引き家族』『バーニング劇場版』など9本
現地時間17日、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは外国語映画賞や長編ドキュメンタリー部門などのノミネート作を選ぶためのショートリストを発表した。日本からは、是枝裕和監督の『万引き家族』がショートリスト9作品のうちの1本に選ばれた。村上春樹の小説「納屋を焼く」を映画化したイ・チャンドン監督作『バーニング 劇場版』も選ばれている。
映画芸術科学アカデミーによると、外国語映画賞には87か国からの応募があり、10月から12月の間にロサンゼルス在住の各カテゴリーに属するメンバーによって試写が行われ上位6作品を選出。加えて、アカデミー賞外国語映画賞エグゼクティブコミッティメンバーによる投票で3作品を選び、計9本が候補作となった。アカデミー賞のノミネートを決める投票は、9000名以上のアカデミー会員によって来年1月7日(月)から14日(月・祝)、ノミネーション発表は1月22日(火)(いずれもアメリカ西海岸時間)に行われる。ちなみに『万引き家族』は、アカデミー賞前哨戦と言われるゴールデングローブ賞外国語映画賞にもノミネートされている。ゴールデングローブ賞の発表は1月6日(日)。
外国語映画賞のショートリストは以下のとおり。
●『Birds of Passage』コロンビア
●『THE GUILTY/ギルティ』デンマーク
●『Never Look Away』ドイツ
●『万引き家族』日本
●『Ayka』カザフスタン
●『Capernaum』レバノン
●『ROMA/ローマ』メキシコ
●『Cold War』ポーランド
●『バーニング 劇場版』韓国
文/平井伊都子
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