ゴールデン・グローブ賞でダブル受賞の『ボヘミアン・ラプソディ』が18年の洋画第1位に!
年が明け、2019年最初の週末となった1月5・6日の動員ランキング。昨年からの勢いそのままに『シュガー・ラッシュ』&『ボヘミアン・ラプソディ』が強さを見せる結果となった。
『シュガー・ラッシュ』が3週連続の首位を獲得!
土日2日間で動員23万人、興収2億9400万円をあげ、3週連続の1位に輝いたのが『シュガー・ラッシュ:オンライン』だ。累計では動員217万人、興収26億を突破する大ヒットに。本作が支持を集める理由の一つには、主人公ラルフとヴァネロペの“感動”の友情物語が挙げられる。SNS上でも、「社会人になりたての人にも刺さるし、子どもにも観てほしい映画」、「大人が観ても共感できるストーリーで、子どもも夢中になれるビジュアルと音楽」といったコメントが飛び交っており、ある出来事により友情の危機を迎える2人に様々な世代の心が揺さぶられているようだ。
ゴールデン・グローブ賞でダブル受賞を達成!
公開9週目ながら2位に着けているのが、動員22万8000人、興収3億3600万円の『ボヘミアン・ラプソディ』。累計興収では84億円を突破しており、この数字は『ジュラシック・ワールド2 炎の王国』を抜き、2018年公開の洋画興行収入ランキングで第1位となっている。これは、クイーンの母国イギリス(約70億円)や、動員900万人超えの韓国(約83億円)を抜く記録で、日本でのクイーン&本作の人気のすさまじさが伺い知れる結果となった。
また、7日に行われたアカデミー賞の前哨戦、第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式にて、本作が作品賞&主演のラミ・マレックが最優秀男優賞を獲得(共に映画ドラマ部門)。受賞スピーチでは、マレックが「クイーンは、世界に多様性を受け入れること、ありのままでいることの大切さを教えてくれた。フレディ、あなたのことを心から尊敬しています。この賞をあなたに捧げます」と述べるなど、あふれる喜びや感激を抑えられない様子だった。
『ラブライブ!』は初登場8位に
昨年の12月28日に初週を迎えていた『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は、前週の7位から4位へジャンプアップ。前週比110%の興収を記録するなど、実写邦画では1位につけている。
初登場作品では人気アニメの劇場版『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』が8位を記録。劇中に登場するスクールアイドル“Aqours”のメンバーを演じる声優陣が紅白歌合戦に初出場を果たしたことでも話題に。
今週末の公開作品には、『ロッキー』シリーズのスピンオフ2弾『クリード 炎の宿敵』や、前作も大ヒットを記録したアニメ『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]II.lost butterfly』が登場。どちらも根強いファンを持つ作品なだけに、現在のTOPの牙城を崩せるか注目だ!
文/トライワークス
1位 シュガー・ラッシュ:オンライン
2位 ボヘミアン・ラプソディ
3位 ドラゴンボール超 ブロリー
4位 こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話
5位 ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
6位 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER
7位 アリー/ スター誕生
8位 ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow
9位 映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS
10位 グリンチ
※興行通信社調べ