2019年3本目の実写邦画首位!『フォルトゥナの瞳』が好スタート!
バレンタインデーが過ぎ去り、2月も後半へとさしかかる2月16・17日の週末。映画動員ランキングでは、『マスカレード・ホテル』、『七つ会議』に続き、再び初登場の邦画実写作品が首位を獲得する結果となった。
神木隆之介&有村架純共演の『フォルトゥナの瞳』が1位
土日2日間で動員14万1000人、興収1億8800万円をあげ初登場1位となったのが『フォルトゥナの瞳』。ハイティーン~20代を中心とした若者層の観客を集めた。三木孝浩監督もTwitterで「映画館に足を運んでいただいた皆さま、本当にありがとうございますー‼うれしいー」とコメントするなど、よろこびの気持ちを爆発させている。
さらに、SNS上には「初めて映画館で涙がこぼれた。相手のために自分ができることを精一杯やろうって思えた」「泣いた。めっちゃ泣いた。隆之介さんイケメン、かすみんかわいすぎ」といった本作を絶賛する声が相次ぎ、特にそのせつない愛の物語や恋人役を演じた神木隆之介と有村架純を絶賛するコメントが目立つなど、今後も口コミでの集客が期待される。
アクアマンの“ギャップ萌え”に日本が熱狂?
先週に引き続き2位に着けたのは、土日2日間で動員12万6000人、興収1億9600万円をあげた『アクアマン』。累計では動員65万人、興収10億円突破も目前で、体験型の映画鑑賞が楽しめるIMAX版や4D版が好評ということもあり、興行収入では2週連続1位を記録している。
本作のアトラクション的な要素に加えて、人気を支えているのがジェイソン・モモア演じるアクアマンの魅力的なキャラクター性だろう。一見するといかついワイルド系だが、父親を大事に思っていたり、頼れる相棒の美女・メラに振り回されてしまったりと、ほほえましい一面も。SNS上には「ジェイソン・モモア、かっこよかった!」「アクアマン、意外とおちゃめさんでかわいかった~」といったコメントが飛び交っている。
そのほか、既存作品では日本時間で2月25日(月)に発表のアカデミー賞への期待もかかる『ボヘミアン・ラプソディ』が15週連続トップ10入りの7位で累計動員は843万人、興収は116億円を突破。また、9位の『十二人の死にたい子どもたち』は累計興収13億円、10位の『雪の華』は8億5000万円を突破している。
今週末は、名匠ジェームズ・キャメロンが製作・脚本を務めた『アリータ:バトル・エンジェル』に、埼玉県への痛烈なディスりに満ちた『翔んで埼玉』といった話題作が公開。2月最後の週末ランキングからも目が離せない!
文/トライワークス
1位 フォルトゥナの瞳
2位 アクアマン
3位 七つの会議
4位 マスカレード・ホテル
5位 劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
6位 コードギアス 復活のルルーシュ
7位 ボヘミアン・ラプソディ
8位 メリー・ポピンズ リターンズ
9位 十二人の死にたい子どもたち
10位 雪の華
※興行通信社調べ