アルコ&ピースがアカデミー賞を徹底予想!?平子が新キャラでイチオシ映画を発表
日本時間の2月25日にいよいよ授賞式を迎える第91回アカデミー賞。この映画の祭典で、今年はどのような作品、人物がその栄冠を手にするのかに世界中から注目が集まっている。そんな授賞式を前に、映画好きで知られるお笑い芸人のアルコ&ピースが、アカデミー賞受賞作品を勝手に大予想しちゃう特別動画「ヒランティン・ヒランティーノ監督が贈る『第91回アカデミー賞徹底解説やっちまいな!』」から「作品賞編」「外国語映画賞編」「長編アニメ映画賞編」の3本がMovie WalkerのYouTubeチャンネルにて公開となった。
今回公開となった動画では、アルコ&ピースの平子祐希扮する新進気鋭の映画監督、“1000年に一度の鬼才ヒランティン・ヒランティーノ”という謎の男が、独自の目線でアカデミー賞受賞作品を徹底予想。アカデミー賞ノミネート作品の解説と、彼のイチオシ作品を選ぶ“ヒランティーノ賞”の受賞結果が発表された。
今回、ヒランティーノ監督が予想したのは、作品賞、外国語映画賞、長編アニメ映画賞の3部門。今年はNetflixのオリジナル作品の『ROMA/ローマ』が作品賞と外国語映画賞をはじめ10部門で最多ノミネート。また、外国語映画賞と長編アニメ映画賞には日本の『万引き家族』(公開中)と『未来のミライ』(18)がノミネートされるなど、今後のアカデミー賞の変革と日本人の健闘に期待がかかった授賞式となっている。
その他のノミネート作品も有力候補ばかりで、日本を含め世界で“クイーン旋風”を巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』(18)や、主演のヴィゴ・モーテンセンが大幅な体重アップで肉体改造をしたことでも話題の『グリーンブック』(3月1日公開)、テニスの大坂なおみ選手をはじめ世界中の著名人たちが絶賛している『スパイダーマン:スパイダーバース』(3月8日公開)などがノミネートされており、どの作品が選ばれてもおかしくない波乱の授賞式と言われている。そんななか、“ヒランティーノ賞”には一体どの作品が輝くのか、そのあたりも今回の動画の見どころの1つだ。
撮影現場では、平子扮する新進気鋭の鬼才監督キャラのハマり具合に、酒井が戸惑いながらもツッコミを入れる様子がおもしろく、終始笑いが絶えない撮影となった。2人は普段から数多くの映画作品を観ているため、“ヒランティーノ賞”とふざけた雰囲気を出しつつも、作品について解説する姿は真剣そのもの。自身の経験談やコンビを組むまでのエピソードなどを交えつつ説得力のある解説を展開。
撮影後、今回の撮影を振り返り平子は「本当におもしろい作品ばかりだと、こんなに作品に対する言葉ってスムーズに出てくるんだなと思いました。なにも考えなくても、その作品に対する思いがすらすらと出てきて…。だからこそ、どの作品が賞を取るのかわからないですし、激戦なんだということを改めて感じました」とコメント。酒井は平子のヒランティーノ監督というキャラについて「ずっと『なにをこの人は言ってるんだ?』と思っていましたが、話している映画評については納得するところが多かった。ヒランティーノ賞は今後も継続していきたいですね」と、今後の意気込みも語ってくれた。
文/編集部