差別・政治・経済問題…社会派良作連発のブラピ率いる“プランB”って?
政治、ドラッグ…社会の闇に切り込む最新作が立て続けに公開!
そんなプランBが得意とする社会派作品から、2作品がまもなく公開。4月5日(金)に封切られる『バイス』は、監督:アダム・マッケイ×主演:クリスチャン・ベール×製作:プランBという『マネー・ショート 華麗なる大逆転』チームが再タッグ。ブッシュ元大統領の影で暗躍し、世界を混乱に陥れたと悪名高いディック・チェイニー元副大統領の半生を暴く。アカデミー賞でも作品賞を含む8部門にノミネートされ、1部門受賞とそのクオリティはお墨付きとなっている。
また、1週遅れて公開の『ビューティフル・ボーイ』は、現在Netflixの人気ドラマ「13の理由」を手掛ける脚本家、ニック・シェフのドラッグ依存との闘いを記した回顧録を映画化。8年間に渡り13回の依存症再発のため7つの治療センターを訪れた主人公・ニックをティモシー・シャラメ、彼を支える父親を『バイス』にも出演しているスティーヴ・カレルが熱演している。
才能豊かな学生として将来を期待されていたニックが、良き息子であることに疲れ、薬に手を出し堕ちていくところから、家族のサポートと共に再生するまでを、残酷なまでにリアルに描写。ドラッグ中毒者の現実を観客に突きつけ、日本人も知るべき実情が映しだされていく。
すでにハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題の映画化権を獲得しており、ハリウッドのタブーとも言える部分にも果敢に切り込んでいく、ブラッド・ピット率いるプランBエンターテインメント。その動向から、今後も目が離せそうにない!
文/トライワークス
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