海底王国の映像美に圧倒される『アクアマン』、本日よりデジタル先行配信先スタート!
映画『シャザム!』や、テレビシリーズ「ブラックライトニング」「クリプトン」など続々DCの映像化が実現するなか、今年の大ヒット作『アクアマン』のブルーレイ&DVDが7月3日(水)にリリース。さらに本日5月8日よりデジタル先行配信開始された。これを記念して、『アクアマン』の魅力を語るのに欠かせない、美しい海底世界の制作裏話が到着した。
『リトル・マーメイド』(91)や『ファインディング・ニモ』(03)など海底王国が印象的な作品はたくさんあるが、実写映画ということでより“リアル”な描写が求められた本作。制作陣がまず突き当たった壁が、海底王国に住む人々の着る“服”だったそう。私たちの世界と同様に、歴史と共に洋服も進化を遂げてきたと考えた彼らは、「アトランティス人はもともと陸に住んでおり、いつしか海中で暮らすようになった」という説を唱えた。そこで、一部のアトランティス人には足ひれがつくこととなった。また、海底で戦うことが多いとしたら、鎧の質感やシルエットは魚や甲殻類、海藻に着想を得ているに違いない、との意見から、戦闘服には上記のしつらえがなされている。このように、海底王国の文化に想いを巡らせることで方向性が見えたという。
そもそも海底世界は”原始から進化を遂げた超高度な文明社会”ということで、住環境にも大きな課題が。エジプトや古代ギリシャをベースに、超文明のハイテク技術が混ざった世界を作らなければならなかったのだ。地上文明がレンガや木材、金属、布地を使うのと同じように、海底の建造物はきっとサンゴ礁のような、自然の造形に近いのではないか?という結論にいたり、生き物そのものを住まいにしたそう。さらに最も大切なものの一つが“光源”だ。海底までは日光が届かないが、生物が生きる上で光は必須。海底人はきっと、生物発光や蛍光を発するサンゴを頼るに違いないというアイデアから、劇中の淡い光に包まれる街が出来あがった。実際は水のないところで撮影がされたため、揺らめく光の表現にも一苦労したそう。天井のライトの下に水を張ったトレイを設置するという古典的な手法から、コンピュータ制御で照明を開発して、シャッタースピードや、アングルを調整するなどの努力を経て、リアルな海底世界を表現した。
一から世界観を創造し、本当に実在しているのでは?と思わせるほどの描写に成功した『アクアマン』。劇場で観た人はもちろん、体験しそびれた人もぜひ自宅でじっくりと楽しんでみては。ブルーレイ&DVDの特典映像など、まだまだ気になる詳細は、今後の続報をチェックして!
文/編集部
7月3日(水)より4K ULTRA HD・ブルーレイ・DVD発売・レンタル開始 デジタルレンタル配信開始
■【初回仕様】アクアマン <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>
(2枚組/ブックレット&キャラクターステッカー付) 6,990円+税
■【初回仕様】アクアマン <3D&2Dブルーレイセット>
(2枚組/ブックレット&キャラクターステッカー付) 6,990円+税
■【初回仕様】アクアマン ブルーレイ&DVDセット
(2枚組/ブックレット&キャラクターステッカー付) 4,990円+税
■アクアマン ブルーレイ&DVDセット
(2枚組) 3,990円+税
■【数量限定生産】アクアマン スチールブック仕様<4K ULTRA HD&ブルーレイセット>
(2,000セット限定/2枚組) 6,990円+税
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