吉沢亮が撮影中に“やらかしたこと”とは?酸欠寸前の壮絶アクションの裏側を明かす

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吉沢亮が撮影中に“やらかしたこと”とは?酸欠寸前の壮絶アクションの裏側を明かす

原泰久の同名人気コミックを映画化し、4月19日の公開から昨日までの36日間で観客動員350万人、興行収入47億円を突破する大ヒットを記録している『キングダム』(公開中)。その大ヒット御礼舞台挨拶が25日にTOHOシネマズ六本木で開催され、山崎賢人と吉沢亮、大沢たかお、佐藤信介監督が登壇した。

舞台に上がるや満員の会場を見渡しながら「今日2回目の人?3回目の人?」と観客に問いかけていく山崎。その中には20回もリピートしているという強者も。そして「たくさん観ていただいて、今日の機会をいただけて嬉しく思います」と笑顔を浮かべると、興行収入50億円の大台突破目前の大ヒットについて「何だか夢のよう。頑張って撮影して良かったです」と述べた。

この日の舞台挨拶では、公式SNSで集められた質問に登壇者たちが答えていく流れに。まず「1番好きなシーンと大変だったシーンは?」という質問に吉沢は「全部のシーンが好きなんですけど、僕は最後の戦いのシーンがグッとくるものがあって、あそこは誰が観てるシーンなんじゃないかと思う」と熱弁。そして大変なシーンとして「大広間みたいなところで僕が走りながら敵を斬るシーン」と挙げた吉沢は「あれ実は20テイクくらいやっていて、酸欠で倒れそうになるぐらい息が続かなかったのに、本編では2テイク目が使われていて『何で?』ってなりましたね」と明かす。

さらに次の質問で「やらかしたNGシーン」を聞かれると吉沢は「NGありましたっけ?」と佐藤監督に確認し、「俺優秀なんですよね」と笑いを誘う。そして再び大広間のシーンに言及しながら「戦いながら檄を飛ばすのですが、リハーサルの段階でめちゃくちゃ全力でやって、1発で喉を枯らしました。でもやるしかないからお茶を飲んだりアメを舐めたりして乗り越えたんですけど、やらかしたなと(笑)」と苦笑いを浮かべていた。

また「挫折しそうになった時にどうするか?」という質問に山崎は「いま頑張るしかない!って思うしかない」と語り、MCから追加で「撮影中のアクションでくじけそうになった時は?」と訊かれると「信の心を持ってやっていたので、くじけそうにはならなかったです。何が何でもやってやろうという気持ちで、やりきりました」と目を輝かせ、その堂々とした姿に会場からは大きな拍手が。

最後の質問で「夢を叶えるために必要なことは?」と訊かれ「その夢が好きっていう気持ちと覚悟。それと、信と漂のように努力することが大事」と山崎が力強く語ると、すぐさま吉沢は「努力するのは当たり前。大事なのは他のものを犠牲にして、その努力だけに集中できるかどうかだと思う」とコメント。するとMCから「ご自身でもされてるのですか?」と訊かれ、吉沢は「してないです」と即答。この日1番の大きな笑いが巻き起こった。

取材・文/久保田 和馬

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