『コンフィデンスマン』V2で邦画勢が奮闘!“真夏日とトランプ大統領”がヒットに関与!?
令和初の真夏日にアメリカのトランプ大統領の来日など、全国的に慌ただしい2日間となったこの週末。5月25・26日の動員ランキングは、先週に引き続き、邦画勢の奮闘が目立つ結果となった。
『コンフィデンスマンJP』がV2達成!
2週連続1位となったのは、『コンフィデンスマンJP』。土日2日間で動員25万8000人、興収3億5100万円を記録し、累計では動員91万人、興収12億円を突破した。先週末も、シリーズ第1話で劇場版にも登場する江口洋介演じる赤星がターゲットになった「ゴッドファーザー編」が深夜に再放送されたほか、出演者のバラエティ番組への出演など露出も多く、新たな観客の獲得につながった模様だ。
2位に初登場したのは人気コミックが原作の『空母いぶき』。骨太なストーリーながらも、土日2日間で動員19万4000人、興収2億4600万円を記録するなど、好スタートを決めた。劇中に登場するのは架空の自衛隊初の航空機搭載型護衛艦“いぶき”だが、来日中のトランプ大統領が空母に改修される護衛艦“かが”を視察するなど、タイムリーな話題もあり、興味を引かれたという人も少なからずいるだろう。
人気シリーズの最新作『貞子』は泣ける?
4位には大ヒットホラーシリーズの最新作となる『貞子』がランクイン。土日2日間で動員11万8000人、興収1億6400万円を記録した。全国で真夏日を記録した暑さから逃れ、さらに背筋がゾクゾクする体験を求めて映画館へ足を運んだという人も少なくなかったよう。“怖すぎて泣いた”“姉と弟の絆に泣いた”という様々な要因から、意外にも“泣ける”という声がSNSで多く見受けられた。
もう1本、8位に初登場の『プロメア』は「天元突破グレンラガン」の監督&脚本家コンビによる劇場版オリジナルアニメ。複数の映画サイトで初日満足度1位を記録するなど、アニメファンからの評価は絶大。今後、口コミなどで動員を増やしていけるかが大きなポイントとなりそうだ。
文/トライワークス
1位 コンフィデンスマンJP
2位 空母いぶき
3位 名探偵ピカチュウ
4位 貞子
5位 キングダム
6位 名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)
7位 アベンジャーズ/エンドゲーム
8位 プロメア
9位 映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン −失われたひろし−
10位 うちの執事が言うことには
※興行通信社調べ