50歳と23歳のウィル・スミスがタイマンバトル!SF大作『ジェミニマン』ポスターが到着
『グリーン・デスティニー』(00)で第73回アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、『ブロークバック・マウンテン』(05)では第78回アカデミー賞では監督賞を受賞。さらに、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)で第85回アカデミー賞監督賞を受賞するなど3度のアカデミー賞受賞歴を誇るアン・リー監督と、「メン・イン・ブラック」シリーズや『アイ・アム・レジェンド』(07)のウィル・スミスがタッグを組んだ『ジェミニマン』が10月25日(金)から公開される。最新技術を用いて制作された本作から、ウィルとアン監督のコメントとポスターが到着した。
本作でウィルが演じるベテラン暗殺者のヘンリーは、政府から依頼されたミッションを遂行中に何者かに襲撃を受ける。その襲撃者は、なんとクローン技術で作られた若いヘンリーだった…。
到着したポスターでは、最新3D技術で生み出された23歳のウィルと50歳のウィルが対峙。いったいどのような死闘が繰り広げられるのか期待に胸が躍る。
アン監督は本作について「驚くべき最新のデジタル技術のおかげで、若いものと年を重ねたウィル・スミスの両方をスクリーンで見せることが出来るようになっただけでなく、物語を完全に没入的な形で体験することができるようになった。最新のデジタル技術が我々(観客)になにを提供できるかの限界を本作で実験することができ、とても幸運だ。おなじく、一人は美しく洗練された、もう一人は溢れんばかりに誠実な二人のウィル・スミスと本作を作りあげることができ、とても幸運だ。個人的な意見だが、本作のウィルは過去最高のパフォーマンスを見せてくれていて、さらに二人のウィルが同時にいるので、本当に魅惑的なものになっていると思う。本作が完全に新しい劇場体験を全世界の観客に届けることを心から願っている」と、最新技術を用いて撮影に臨んだ喜びともにウィルの演技を称賛した。
また、いくつもの大作で主演を務めたウィルも「本作へ携わるにあたってのエモーショナルかつフィジカルな挑戦は、僕のキャリアのなかで過去最高に要求の高いものだった。本作はアクション映画というだけでなく、若い自分が年を重ねた自分に究極的になにを教えることができるかの冒険でもある。僕はいま50歳で映画のなかで23歳になるのだけど、皮肉なのは、23歳のときの自分がこの経験をする、もしくは役を引き受ける準備をできていなかっただろうということだ。僕たちの願いは、本作の物語がみなさんにとって、これまでに見たことがない程魔法的で、繊細で、感情移入できる映画のキャラクターかつ次のレベルのアクションを提供できることを願っている」とこれまでの作品と違い、野心的な出演作だったことを明かすなど、アン監督とウィルにとって挑戦に満ちた作品であることをコメントした。
ウィルとアン監督のタッグと最新技術によって制作された本作。いったい二人がどんなハーモニーを届けてくれるのか、ますます公開が楽しみになった!
文/編集部