『バーレスク』トークショーでさすがのマツコもおすぎ&ピーコにタジタジ|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『バーレスク』トークショーでさすがのマツコもおすぎ&ピーコにタジタジ

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『バーレスク』トークショーでさすがのマツコもおすぎ&ピーコにタジタジ

クリスティーナ・アギレラ、シェールという世界的歌姫の共演が話題のミュージカル『バーレスク』。12月18日(土)からの公開を前に、おすぎとピーコ、マツコ・デラックスがトークショーイベントを行った。この3人の共通点の1つは、歯に衣着せぬ発言、いわゆる“毒舌”だ。映画の魅力について大いに語ると共に、観客の期待に応えたギリギリトークを展開し、イベントは大いに盛り上がった。

映画の舞台は、ロサンゼルスにあるバーレスク・クラブ。毎晩、セクシーなダンサーがゴージャスなショーを繰り広げる。歌手になる夢を追いかけているアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、クラブでウエイトレスとして働き始め、やがて女性オーナーのテス(シェール)のもとで才能を開花。アリはその抜群の歌唱力とダンスの才能で人気を博していく。

「普段、あなた、こういうイベントには顔を出さないでしょ」とおすぎがマツコに質問すると、マツコは「おふたりが亡くなるまで、映画やファッション業界には絶対足を突っ込まないと決めている。でも今日はおふたりがそろっていらっしゃるということで来させてもらいました」と語った。おすぎとピーコ、マツコ・デラックスは以前から親交があるという。特にピーコは、マツコが現在のようにブレイクする以前から「マツコは必ずブレイクする」と応援していた恩人でもある。だが、トーク中に「キレイになったわねえ」「お金って稼ぐものねえ」「元編集者だからって言葉にイチイチ厳しいわねえ」と次々と放たれるおすぎ&ピーコ節の連打に、さすがのマツコもタジタジの様子だった。

主演のクリスティーナ・アギレラは、本作が女優として映画初出演。第68回ゴールデングローブ賞では、コメディ・ミュージカル映画部門の作品賞、歌曲賞の2部門でノミネートされた。マツコは「実は私、アギレラって応援してるの。実力もあるし、顔もかわいいのに、いつも良いタイミングでブリトニーやビヨンセとか別の誰かが出てくる。この作品をきっかけに正当な評価を受けてほしいわ」と彼女の魅力を熱く語った。マツコお墨付きのアギレラが繰り広げる華麗なパフォーマンスにも注目だ。

一方、ピーコは「私たちはふたりでシェールよ」と発言。シェールは現在64歳。その年齢を感じさせない美しさには「64歳に全然見えない!」とマツコ。「私たちは66歳よ」とピーコが言うと、マルコがすかさず「(ふたりは年相応に)見える、見える」と突っ込む。そんなマツコに対して、ピーコは「あんた、体は大きいけど、心は小さい!」とたしなめられ、おすぎからも「売れるってこういうことね」と皮肉られる。最近は芸能界のご意見番として堂々とした発言と存在が人気のマツコも、ベテランのおすぎとピーコを前にしては苦笑するしかなかった。

おすぎとピーコ&マツコも絶賛の『バーレスク』。その興奮のパフォーマンスと、監督ならではとマツコが発言したエンディングに注目して映画を楽しんでもらいたい。【取材・文/鈴木菜保美】

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