池田エライザ主演『貞子』のBlu-ray&DVD発売日が決定!特典オーディオ・コメンタリーには貞子も参加?
見ると1週間後に呪い殺される「呪いのビデオ」の恐怖を描き、日本ホラー映画史上No.1ヒットとなった、中田秀夫監督作品『リング』(98)。このたび20年の時を経て、中田監督率いるチームが若手実力派女優の池田エライザをヒロインに迎えた、シリーズ最新作『貞子』(19)のBlu-ray&DVDが、10月30日(水)に発売されることが決定。特典として収録されるオーディオ・コメンタリーに、池田と中田監督が出演することも明らかとなった。
本作は、心理カウンセラーの茉優(池田)のもとに、公営団地で起きた放火事件の犯人、祖父江(ともさかりえ)の娘が入院することから始まる。茉優は真摯に少女と向き合うが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める。さらに、動画クリエイターとなった茉優の弟、和真(清水尋也)がアクセス数獲得のために撮影した火災跡の動画には、長い髪の女が映っており…。
本作のBlu-ray&DVD特典のオーディオ・コメンタリーでは、コメンタリー初挑戦となった池田と中田監督が、撮影現場の思い出やホラー映画の裏側等貴重な話を語っており、なんとその収録現場には貞子まで応援に駆け付けた。コメンタリーの中で監督は、「20年ぶりのシリーズ新作なので、気合が入りました」と本作への強い思い入れを語っている。現場でも池田には熱の入った演技指導があったようで、池田の叫び声を何回も撮り直すこともあったそう。「貞子には感情移入できないから、ヒロインが怖がる表情を観て、お客さんが怖がると僕は考えています」とシリーズへのこだわりを明かした。ただ「病院の食堂で撮影している時、すごくお腹がすいていたので、カットがかかる度に劇中のご飯を食べていたら、繋がらないって怒られて。後でご飯を足してもらいました」と池田が笑いながら語ったように、ホラー映画ながら和気あいあいとした現場でもあったようだ。貞子も、「相変らず仲良しなエラちゃん(池田エライザの愛称)と中田監督の撮影秘話を聞いていると、新鮮な気持ちで『貞子』を楽しめて最高でした!」とご満悦な様子。
SNS時代の恐怖を描いた本作は、プチョン国際映画祭、ファンタジア国際映画祭に続き、10月に開催されるシッチェス・カタロニア国際映画祭等での上映が決定しており、海外でも勢いが止まらない大ヒットホラーとなった。コメンタリーの他、メイキング映像や「リング」シリーズ20年の歴史を総括した特製ブックレットなど、特典満載のBlu-ray&DVDをぜひチェックしてみて欲しい。