池田エライザ主演『貞子』のBlu-ray&DVD発売日が決定!特典オーディオ・コメンタリーには貞子も参加?
<Blu-ray&DVD特典オーディオ・コメンタリー 池田&監督コメント抜粋>
監督:貞子の生まれ変わりだと言われている少女を出すのはどうかと、脚本作りの際に提案させていただきました。そうでないと、昔の貞子の話をなぞるだけになってしまう。20年ぶりのシリーズ新作なので、気合が入りました。
池田:病院の食堂で撮影している時、すごくお腹がすいていたので、カットがかかる度に劇中のご飯を食べていたら、繋がらないって怒られて。後でご飯を足してもらいました(笑)。
監督:僕が監督した『リング』、『リング2』(99)、『貞子』3作全てに出演しているのは、佐藤仁美さんだけです。『リング』のオーディションの時、佐藤さんは17歳。撮影が1日で終わり、「もっと出たかった」と言ってくれたので、『リング2』で出番を大幅に増やしたんです。
池田:佐藤さんのおかげで、『リング』シリーズは、ここまでエキセントリックに演じていいんだと思いました。
監督:『リング』シリーズで有名な、貞子が井戸から出てくるシーンは、方法論は似せつつ、今回全て撮り直しました。『リング』『リング2』『貞子』3作全て、貞子の故郷・伊豆大島で撮影しています。海でも川でも、自分の映画に水面が出てくると落ち着くんです。
池田:時代は進み、伊豆大島のシーンでは、ドローンカットも登場します!
監督:ドローンカットは、音楽にも変化を付けて、ハリウッド風にしたので、ご注目ください!
池田:洞窟の岩の穴から中に引きずり込まれるシーンは、叫び声を何回も撮り直しました。
監督:何回かやって上手くいかなくて、エラちゃん(池田エライザの愛称)から、「じゃあ、監督、ちょっとやってみてよ!」と言われた(笑)。
池田:監督がえぐみのある叫び声を出してきたので、同じ声を出すのが難しかったです。終盤のシーンは、お芝居でもない、今までプライベートでも見せたことがない表情を出すことができました。
監督:貞子には感情移入できないから、貞子に見初められたヒロインが怖がる表情を観て、お客さんが怖がると僕は考えています。
池田:人間がこれほどまでの感情になるというのが、本作においてはリアルで、私自身も演じていくうちに、内側からどんどん恐怖が出てきました。観てくれた人も、その恐怖をリアルに感じていただけたのではないかと思います。
貞子:相変らず仲良しなエラちゃんと中田監督の撮影秘話を聞いていると、熱気溢れる撮影現場を思い出して、また新鮮な気持ちで『貞子』を楽しめて最高でした!わたしの念写、コメンタリーに採用されるかなぁ…(笑)
文/編集部