『デッドプール』超えで“R指定映画”の世界興収記録樹立!『ジョーカー』が日本でもV4達成!
ハロウィンイベントで盛り上がった10月26・27日の週末動員ランキングは、街中でのコスプレ姿も多かった『ジョーカー』が相変わらずの強さを見せ、4週連続の首位という快挙を達成した。
V4の『ジョーカー』はR指定作品として歴代1位の興収に
土日2日間で動員18万人、興収2億6900万円をあげV4に輝いた『ジョーカー』。累計では動員240万人、興収35億円を突破しており、日本でアメコミ作品が4週連続で首位となるのは『スパイダーマン』(02)以来、17年ぶりとなっている。
また世界興収は27日時点で、8億4900万ドルを超えており、これまでのR指定映画の記録を持っていた『デッドプール』(16)を大きく上回り、歴代1位に躍り出た。これに対し、『デッドプール』のライアン・レイノルズがInstagramで快挙を祝うような投稿をポストしたり、ワーナー・ブラザース代表のトビー・エメリック会長が祝福のメッセージを残したりと、大きな盛り上がりとなった。
なお2位はディズニーの『マレフィセント2』が土日2日間で動員10万5000人、興収1億4500万円をあげて、先週から順位をキープ。先週4位の『世界から希望が消えたなら。』が、ワンランクアップの3位に食い込んできている。
圧倒的映像美に驚愕の声!『ジェミニマン』が初登場4位に
4位には土日2日間で動員10万人、興収1億4000万円をあげたウィル・スミス主演作『ジェミニマン』が初登場でランクイン。公開から3日間では、動員13万4000人、興収1億8500万円をあげている。監督を『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(12)など、2度のオスカー受賞の経験を持つ巨匠アン・リーが手掛けている本作は、革新的映像が話題を集めている。
通常だと1秒24フレームのところを、1秒60フレームで上映する“3D+in HFR (ハイ・フレーム・レート)”の導入が公開前から話題となっていた本作。驚異の映像体験には、SNS上にも様々な感想が寄せられており「通常なら早すぎて見えないアクションが見える。暗闇も見える」「IMAX で初めて『アバター』(09)を観た時、「映画が一段階、進化した」と思ったけど、今作でまた進化した」など、圧倒的な臨場感と没入感に興奮冷めやらぬ声が多く見受けられた。
また5位には『冴えない彼女の育てかた Fine』が初登場でランクイン。本作はライトノベルを原作にしたテレビアニメの劇場版。ヒロインとの運命的な出会いを果たした主人公が、彼女を題材とした同人ゲーム制作に汗を流す姿を描いている。
今週末は、前作が世界的な大ヒットとなった『IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』や人気ジャニーズアイドル出演の『ブラック校則』などが公開。『ジョーカー』の快進撃を止めることができるのかにも注目だ。
文/トライワークス
1位 ジョーカー
2位 マレフィセント2
3位 世界から希望が消えたなら。
4位 ジェミニマン
5位 冴えない彼女の育てかた Fine
6位 映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて
7位 最高の人生の見つけ方
8位 イエスタデイ
9位 記憶にございません!
10位 空の青さを知る人よ
※興行通信社調べ