【ネタバレ注意】『IT/イット』完結編の秘密を公開!原作者らのカメオ出演や“隠れペニーワイズ”も
“それ”は27年周期で現れる…27の数字の秘密!?
そして“それ”が27年周期で現れることから本作では27が重要なキーワードとなっているが、前作の公開日の2017年9月8日の数字を足すと(2+0+1+7+9+8)=「27」になるだけでなく、本作の全米公開日2019年9月6日の数字を足すと(2+0+1+9+9+6)=「27」に。また1990年にテレビドラマ版が放送され、2017年に前作が公開されるまでの期間が「27年」。さらにドラマ版でビルの少年期を演じたジョナサン・ブランディスが亡くなったのが「27歳」で、ペニーワイズ役のビル・スカルスガルドも前作で初めてペニーワイズを演じた年齢が27歳という事実もあり、「27」は本作にとって特別な数字となっている。
そんな秘密が詰まった「27」について監督に問いかけると「一切意識していないよ。単なる偶然。いまはそう言っておこう」となにやら意味ありげにほほ笑む姿が。監督自身も来日した際のファンミーティングで「初めて原作を読んだときは14歳で27年前のこと」と語っており、それは果たして偶然なのか運命なのか…監督にとっても「27」が特別な数字となっていることは間違いなさそうだ。
子どもだけでなく大人までも恐怖のどん底に陥れる“それ”。遂に完結編となった本作の結末を、監督が明かした秘密を紐解きながら堪能してほしい。
文/富塚 沙羅
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