ロックレジェンドたちに愛されまくり!“マンウィズ”の絶大なる海外人気の秘密とは?

コラム

ロックレジェンドたちに愛されまくり!“マンウィズ”の絶大なる海外人気の秘密とは?

2010年に突如現れると、頭はオオカミ、身体は人間という“究極の生命体”であるインパクト抜群のルックスと確かな実力で、瞬く間にスターへと上り詰めた5匹組ロックバンド、“マンウィズ”ことMAN WITH A MISSION。今年で結成から10周年を迎えるにもかかわらず、まだまだ謎だらけな彼らの“生態”に迫るドキュメンタリー『MAN WITH A MISSION THE MOVIE TRACE the HISTORY』が、2月14日(金)より公開されている。

『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』は現在公開中
『MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-』は現在公開中[c]2020 "TRACE the HISTORY" FILM PARTNERS

映画は、10年に渡り彼らを追い続けたアメリカ人音楽ジャーナリストのカール・クーパーが、メンバーや関係者へのインタビューを行い、さらにライブや楽曲制作などの潜入取材の記録から、彼らの素顔を解き明かしながら、10年間の足跡をたどっていく内容になっている。

本作で密着しているのが、アメリカ人ジャーナリストということからもわかる通り、マンウィズは、日本はもちろん海外でも抜群の人気を誇っている。2012年に早くも全米ツアーを実施すると、2014年にアメリカでメジャーデビューを果たし、単独での北米ツアーも敢行するなど快進撃を続け、積極的な海外活動を行なっているのだ。

MAN WITH A MISSIONの海外での人気がすごい!
MAN WITH A MISSIONの海外での人気がすごい![c]2020 "TRACE the HISTORY" FILM PARTNERS

その国内外を通したツアー活動ではRise Against、Jimmy Eat World、STONE SOURなどヘヴィミュージック界の名だたる人気アーティストたちとステージを共にするだけでなく、Fall Out Boyのパトリック・スタンプとは「Dead End in Tokyo」「86 Missed Calls feat. Patrick Stump」といった楽曲を共作し、Zebraheadとは「Out Of Control」でコラボ。ステージを共にしたSlipknotのDJであるシド・ウィルソンは、DJ STARSCREAM名義で「distance」のリミックスを手掛けている。さらにLinkin ParkやKornに携わってきたドン・ギルモアといった一流プロデューサーを招くなど、まさに世界のトップアーティストから認められた存在なのだ。

さらには、エアロスミスのスティーブン・タイラーが自分のライブ中にマンウィズの告知ポスターを見てアルバム名を連呼したという話や、ギターのJean-ken Johnnyは大ファンだと公言するFoo Fightersからの要望でフジロックでのステージに飛び入り参加するなど、とにかくレジェンドたちに愛されているエピソードに事欠かないのだ。

Rise Against、Jimmy Eat Worldといった大物とステージを共にしてきた
Rise Against、Jimmy Eat Worldといった大物とステージを共にしてきた[c]2020 "TRACE the HISTORY" FILM PARTNERS

なぜ彼らがこんなにも海外で人気を集めているのか?ドキュメンタリー『MAN WITH A MISSION THE MOVIE TRACE the HISTORY』を観れば、その真実が見えてくることだろう。

文/トライワークス

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