涙を流す小松菜奈に顔を寄せる菅田将暉…中島みゆきの名曲で紡ぐ『糸』本予告が解禁
1998年にリリースされた中島みゆきの「糸」は、中島が知人の結婚を祝して作り、糸を人に見立て、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌った曲。いまもなお多くのアーティストたちに歌い継がれている名曲が、菅田将暉、小松菜奈のW主演で映画化!この度、待望の本予告映像が解禁となった。
平成元年生まれの高橋漣(菅田)と園田葵(小松)。北海道で育った2人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。しかし、ある時養父からの虐待に耐えかね、葵が逃げだしてしまう。駆け落ちを決行した2人だったが、すぐに警察に保護され遠く引き離されることに。それから8年後、東京で偶然再会を果たした漣と葵だったが、すでにそれぞれの人生を歩み始めていた。そして10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ2人をめぐり逢わせようとしていた…。
主人公の男女を演じるのは、これが3度目の共演となる「銀魂」シリーズ、『アルキメデスの大戦』(19)と幅広い役柄を演じ、若手トップを走る演技派俳優の菅田と、『渇き。』(14)で鮮烈なデビューを飾り、『沈黙 -サイレンス-』(16)でハリウッドデビューも果たした小松だ。さらに、斎藤工、榮倉奈々、山本美月、倍賞美津子、成田凌、二階堂ふみ、高杉真宙など主役級のキャストが脇を固める。
監督は「64-ロクヨン-」シリーズ、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)など、骨太な社会派ドラマから恋愛物語まで、ジャンルを超えて卓越した演出力を発揮する瀬々敬久。原案、企画プロデュースは『黄泉がえり』(02)、『余命1ヶ月の花嫁』(09)など数多くの感動作を手掛けてきた平野隆。脚本は『永遠の0』(13)の林民夫、音楽に亀田誠治という強力な布陣で、平成の変遷と共に描かれる珠玉の物語を作り上げる。
今回解禁となった予告映像は、空を見つめる菅田と小松の切ない表情と共に、「初めて愛したあなたは、今、どこで生きていますか」という言葉で始まる。13歳で出会い、幼いながらもお互いを守ろうとするも、離れ離れにされてしまう漣と葵。月日は巡り平成21年、2人は東京で再会するが互いの道を歩み始めていた。大人になった漣が、葵に13年前の別れを回顧して「あの時守れなくて、ごめんね」という言葉を贈るも、再び離される2人の手。平成の時代を通し、心のどこかで互いを想い続ける漣と葵は、最後にめぐり会うことが出来るのか。
日本各地からシンガポールまで、美しい景色に中島の歌声が壮大に響き渡る本予告映像は、2月21日(金)より随時全国の劇場にて上映予定とのこと。あわせて解禁となった場面カットは、予告映像にもある漣と葵が額を重ねて涙を流す情緒あふれるシーンだ。こちらも特大バナーポスターとして、全国の上映館にて2月21日より随時掲出される。名曲と共に紡がれる愛の物語の結末を劇場で目撃して欲しい。映画『糸』は4月24日(金)から公開。
文/編集部