『Fukushima 50』海外版予告映像が解禁!邦画初の米軍協力で実現した緊迫感ある映像に固唾を呑む

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『Fukushima 50』海外版予告映像が解禁!邦画初の米軍協力で実現した緊迫感ある映像に固唾を呑む

『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)、海外版予告映像が解禁!
『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)、海外版予告映像が解禁! [c]2020『Fukushima 50』製作委員会

2011年に発生した東日本大震災の福島第一原発事故関係者90人以上に取材し綴ったジャーナリスト門田隆将による渾身のノンフィクション作品「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)を映画化した『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)が3月6日(金)より公開される。海外からも高い注目を集めている本作だが、このたび緊迫の海外版予告映像が解禁となった。

【写真を見る】福島第一原子力発電所に残った人々の、知られざる“真実”が明かされる
【写真を見る】福島第一原子力発電所に残った人々の、知られざる“真実”が明かされる [c]2020『Fukushima 50』製作委員会

最大震度7という日本観測史上最大の地震となった東日本大震災時での福島第一原発事故を描いた本作では、世界のメディアから“Fukushima 50”と呼ばれ、ふるさとを守るため死を覚悟し原発事故の現場となった福島第一原子力発電所に残った地元福島出身の作業員たちの知られざる“真実”が明かされる。主人公となる福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫役を佐藤浩市、福島第一原発所長の吉田昌郎役を渡辺謙、さらに吉岡秀隆、緒形直人、斎藤工、安田成美など豪華実力派キャストが結集し、邦画初となる米軍の撮影協力のもと日本映画史上最大級のスケールでの映画化が実現した。

現場で本当はなにが起きていたのか…?
現場で本当はなにが起きていたのか…? [c]2020『Fukushima 50』製作委員会

このたび解禁された海外版予告映像は、人間ドラマにフォーカスした日本版予告とは異なり、もう一つの柱となっている緊張感とスピード感が強調された内容に。邦画初の米軍協力、そしてリアリティにこだわったセットと白組の迫力あるVFXが融合し、スケールの大きさを感じさせると共に東日本壊滅の危機が迫るなか、大切なものを守ろうと必死に闘った“Fukushima 50”の姿が映しだされていく…。さらに本作は、ヨーロッパやアジアなど全世界73の国と地域での上映が決定しており、海外の配給元からも「強烈なインパクトを持つ作品」「HBO『チェルノブイリ』に対するアンサームービー」「この作品で描かれていることはまさに人々が見たかったこと」などと高い評価を集めている。東日本大震災発生からまもなく9年を迎えるいま、福島第一原発事故で起きたその知られざる“真実”と、現場で最後の砦となった彼らの命がけの勇姿をスクリーンでぜひ目に焼きつけてほしい。

文/富塚 沙羅

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