ガイガンにビオランテも!「ゴジラ」怪獣が“マジック”に総進撃<画像25点>
日本のみならず世界の映画史にその名を刻む傑作『ゴジラ』(54)の公開、そして日本が誇る“怪獣王”ゴジラが誕生してから65周年。昨年『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19)が全世界興収400億円を超えるヒットを記録し、今年もハリウッド版第3作となる『ゴジラVSコング(原題)』の公開が控えるなど、いまなお進化をつづけるなか、元祖トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」の最新セットに「ゴジラ」シリーズの怪獣たちが参戦することが決定した。
1993年にアメリカで発売された世界最初のトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」は、高い戦略性と独自の世界観が評価され現在では11の言語に翻訳され、70以上の国々で4000万人以上のファンを獲得している。
その最新セットとなる「イコリア:巨獣の棲処」は、巨獣たちが多数生息する次元“イコリア”を舞台とした製品。日本語版ブースターパックなどの製品中や、購入特典内に「ゴジラ」シリーズの怪獣たちのカードが収録されるとのこと。
「イコリア:巨獣の棲処」と「ゴジラ」のコラボレーションカードに登場するのは、ゴジラを筆頭にキングギドラ、モスラ、スペースゴジラといったおなじみの怪獣たちに加え、ゴジラと最初に戦った怪獣として知られるアンギラスや、平成の「VSシリーズ」完結編の相手であるデストロイア。さらにはビオランテやガイガン、『ゴジラVSキングギドラ』(91)に登場したドラットなどシリーズファンに人気のある怪獣たちばかり。
これらのカードに採用されているアートは、普段から「マジック」の美麗なアートを手掛けている精鋭アーティストたちが特別に描き下ろしたもの。また、ゲームイラストを中心に活躍する日本人アーティストのヨロイコウジ、羽山晃平、KOTAKANがそれぞれ描き下ろした、日本語版限定の特別なコラボレーションカードも登場。
「マジック」の歴史のなかで、他社のキャラクターが正式にカードとして登場するのは初めてのこと。これまで「マジック」に触れたことのない人も、この機会に映画を飛びだしてトレーディングカードの世界に参戦した怪獣たちを手元に揃えてみてはいかがだろうか。「イコリア:巨獣の棲処」は4月17日(金)に発売される。
文/久保田 和馬