批評家が選ぶ、トム・クルーズ出演作ランキング!おすすめの“フレッシュ”な名作10選
最も高い評価を獲得しているのは、「ミッション:インポッシブル」シリーズの前作『フォールアウト』。ほかにも『ゴースト・プロトコル』『ローグ・ネイション』と、近年のシリーズ作が上位を占める結果に。そんななか、トムが青春スターとしての地位を確立させた80年代の代表作『卒業白書』が大健闘。劇中に登場するファッションやダンスシーンは、その後さまざまな作品でオマージュが捧げられるなど、いまなお根強い人気を誇っている。
また、ダスティン・ホフマンと共演したアカデミー賞作品賞受賞作『レインマン』や、ポール・ニューマンと共演した『ハスラー2』では、ハリウッド屈指の名優に負けない存在感を示し、スター性だけでなく演技力の高さも証明。
スティーヴン・スピルバーグ監督と初タッグを組んだ大ヒットSF『マイノリティ・リポート』や、日本のライトノベルを原作にした『オール・ユー・ニード・イズ・キル』など、一見批評家受けしないテイストの作品でもこれだけの高評価を獲得しているのはトムだからこそ。このリストに入っている10作品を観るだけで、トムの魅力を堪能できること間違いなしだ。
34年ぶりの続編となる『トップガン:マーヴェリック』が新型コロナウイルスの影響で公開延期となり、「ミッション:インポッシブル」シリーズの7作目と8作目の制作も無期限でストップするなどファンには寂しいニュースが続いているが、まだまだトムの進化は止まらない。新たな活躍に備え、いまのうちに過去の傑作を総ざらいしてみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬
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