エドガー・ライス・バローズのSF小説を実写映画化!『ジョン・カーター』特報が遂に公開
『スター・ウォーズ』シリーズや『アバター』(09)に多大なインスピレーションを与えたと言われるエドガー・ライス・バローズのSF小説を原作に、『ファインディング・ニモ』(03)、『WALL・E ウォーリー』(08)で全世界を沸かせたアンドリュー・スタントン監督が初の実写映画化に挑んだ『ジョン・カーター』(2012年4月13日公開)。この度、本作の特報が公開された。
本作は滅亡の危機に瀕した神秘の惑星バルスームを舞台に、愛する妻と娘を失った地球の男ジョン・カーターの驚異の戦いを描いたファンタジーアドベンチャーだ。物語の始まりは、1881年のニューヨーク。ジョン・カーターという名の大富豪が謎の失踪を遂げる。愛する妻と娘を失って以来、他人との付き合いを絶ってきた彼は、唯一心を許していた甥のエドガー・ライス・バローズに一冊の日記を残す。そこに記されていたのは、想像を絶する彼の体験談。生きる意味を見失っていたジョン・カーターは、ある不思議な現象によって未知なる惑星バルスームに迷い込む。地球を凌駕する高度な文明を持ったこの星は、全宇宙を支配しつつある“マタイ・シャン”によって滅亡の危機に瀕していた。バルスームの民たちと心を通わせるジョン・カーターだったが、かつて妻と娘を救うことができなかった無力感が、彼らと共に戦うことを躊躇させていた。だが、マタイ・シャンの無慈悲な攻撃にさらされるバルスームの惨状が、彼の中に新たな感情を芽生えさせる。
公開となった特報では、主人公ジョン・カーターが迷い込んだ未知なる惑星バルスームの想像を超えた世界観、そこで繰り広げられる壮大で圧倒的なアクションシーンが映し出されている。アンドリュー・スタントン監督が長年に渡って実写化を夢見た映像が、見る者を興奮の渦に巻き込む。本公開を楽しみに待ちたい。【Movie Walker】