伊藤英明、4000人のファンを前に感涙!「仙崎が特救隊の制服に袖を通せたのは皆さんのおかげ」

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伊藤英明、4000人のファンを前に感涙!「仙崎が特救隊の制服に袖を通せたのは皆さんのおかげ」

『THE LAST MESSAGE 海猿』(10)の続編となる『BRAVE HEARTS 海猿』(7月13日公開)。本作の完成披露試写会が6月19日、東京国際フォーラムで行われ、出演の伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、仲里依紗、三浦翔平、平山浩行、伊原剛志、時任三郎と羽住英一郎監督が登壇した。

これまで3度の映画化に加え、連続ドラマも放映された『海猿』シリーズ。本作では、原作コミックの最終話のエピソードである「ジャンボジェット機の海上着水事故」を、救難のスペシャリスト集団・特殊救難隊となった仙崎大輔の姿と共に描く。シリーズ集大成にするべく、完結編として製作されていた前作だったが、続編を望む声が数多く集まったことから今回の続編製作が決定した。

約4000人のファンの声援を受け、舞台に上がった伊藤は涙を光らせながら、「『海猿』という作品は10年もの間、ファンの皆さんに支えられ、愛され、仙崎を特救隊の制服に袖を通させてくれたのはファンの皆さんのおかげです」と感謝を伝え、「これだけ愛される作品に自分が巡り合えて、演じさせてもらって、演じきれたっていう思いです。なかなか一生懸命やったからといって、平等に報われるわけではないですが」と声を詰まらせた。伊藤の涙を見て、涙をぬぐった加藤は1作目『海猿 ウミザル』で大輔と出会い、シリーズを経て、妻となり、一児の母となった環菜を演じた。加藤は息子役の大山蓮斗について、「蓮斗くんが本当に可愛くて、伊藤さんと、どっちがより(蓮斗くんと)仲良くできるかを競う合うかのように、大人げなく、おもちゃやお菓子を出して遊んでいました」と裏話を明かし、「そんなやりとりも家族っぽい感じで映っているのかな」と感慨深げに語った。

シリーズ初参加となった仲、平山、伊原。ファンからの歓迎に、仲は「『海猿』という素晴らしい作品に途中参加と、最初はちょっと気まずい感じで、私なんか出て良いのかなという不安があったんですけど、皆さんに温かい拍手や歓声をいただいて、改めてこの作品に出られて良かったなと思いました」と笑顔を見せた。伊原は現場での伊藤の姿について、「引っ張っていきながらも時々、無理な笑いを起こし、後輩たちに悪ふざけを強要し、現場はとても楽しいものでした」と明かした。

2006年、2010年と2度の日本実写映画年間興行収入No.1となった『海猿』シリーズ。夏休み映画という大役を背負った本作について、伊藤は「成功させなければいけないという、プレッシャーがありますが、ファンの皆さんの温かい声援を受け、間違いなく成功するだろうという気持ちになりました」と心境を告白すると、ファンからは「任せてください!」と大きな声が飛んだ。シリーズを通してメガホンを握る羽住監督は「一番良い『海猿』ができている」と自信を見せた。過去2作以上の記録の打ち立てにも大いに期待がかかる。【Movie Walker】

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