スパイダーマンとヴァンパイアが、犬猿の仲!?
全世界で大ヒット公開中の『アメイジング・スパイダーマン』でピーター・パーカー(スパイダーマン)に扮し、既にシリーズ第2、3弾の製作も決まったアンドリュー・ガーフィールドと、『トワイライト』シリーズでヴァンパイアのエドワード・カレンを演じ、世の女性たちを虜にしたロバート・パティンソンが、どうやら犬猿の仲らしい。
親友と伝えられていたふたりは共に、今一番ホットな若手イギリス人俳優で、人気シリーズの主役を演じて大成功を収めている上に、それぞれが共演した人気女優エマ・ストーンとクリステン・スチュワートと交際中と、私生活も華やかだ。更に、アンドリューが28歳、ロバートが26歳と年齢も近く似た境遇にあるとして、比較されることが多い。
しかし、「アンドリューは、ロバートと比較されるのが耐えられないのです。アンドリューは、自分のことを演技派俳優だと思ってる一方で、ロバートのことは『トワイライト』シリーズで人気が爆発したアイドル的な俳優と考えているので、イギリス人で年が近いという理由で一緒にされたくないんです。先月、共通の知り合いでプロデューサーの結婚式に出席した際も、ふたりはまったく口をきかなかったそうです」
「興味がある役どころも似ているらしく、役柄を取り合う結果になるので、お互いがライバル視するのはある意味当然かもしれません」と、関係者がUSウィークリー誌に語っている。
確かにアンドリューは、『わたしを離さないで』(10)の演技力を高く評価され、『ソーシャル・ネットワーク』(10)では、ゴールデングローブ賞など、アカデミー賞以外の多数の賞で助演男優賞にノミネートされており、どちらかというと地味ながら若手実力派俳優としての存在を認められ、スパイダーマン役に抜擢された経緯がある。一方のロバートは、ドラマには出演しているものの、特に賞レースには絡んでおらず、“ハリポタ”シリーズ、そして『トワイライト』シリーズで、ティーンエイジャーのみならず多くの女性のハートを射止めた、アイドル的な印象が強いことは否めない。
「クリスチャン・ベールは、やりたい役をことごとく奪われたレオナルド・ディカプリオを、今でも敵対視している」と言われているが、ふたりは今後どのような道を歩んでいくのだろうか。【NY在住/JUNKO】